川崎大師の「念仏」を市文化財に指定(2/15)

市教育委員会は、川崎大師平間寺(川崎区)で行われている「川崎大師引声(いんじょう)念仏・双盤念仏」を市文化財(重要習俗技芸)に指定した。引声念仏は1834年、当時の和尚が本堂再建を期して始められたとされ、弘法大師像前の御簾を開閉する際の約十分間、鉦をたたきながら長く伸ばして節を付けた念仏を唱える。双盤念仏は1897年頃に始まり、三つの鉦と一つの太鼓を使い、十四の曲目の念仏と鉦で約四十分間続く。市内の仏教芸能を考えるうえで重要として、市文化財審議会の答申を受け8日指定された。

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