市保育園民営化裁判で 原告の訴え棄却(5/27)

07年4月に指定管理者制度導入で民営化された中原区の小田中保育園と小田中乳児保育園をめぐり、「十分な説明のないまま民営化を進めるのは児童・保護者の権利を侵害し、市の裁量権を逸脱しており違法」などとして、指定取り消しと慰謝料を求める訴訟の控訴審判決が東京高裁で行われた。大橋寛明裁判長は「(原告の保護者らへの)説明が不十分であった」と認定したものの、「(関係する)児童の、保育の実施期間が満了している」などとし、原告の訴えを棄却。

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