空き家を交流の場に王禅寺で 市が活用打診(6/13)

増え続ける空き家を地域住民の交流の場として活用する初の取り組みとなる「みどり町会サロン」が麻生区王禅寺西にオープンした。市は昨年7月、空き家所有者に地域活動の場として提供する意向を確認。所有者と町会は12月までに賃料や光熱費など、活用に際しての約束事や管理方法の覚書を締結した。みどり町会サロンは木造二階建て延べ72㎡を町会が清掃などをして4月から利用が始まった。町会の役員会などで利用するほか月1回、多世代交流の場として健康体操やレクリエーションおしゃべり会などを開いている。市内の一戸建ての空き家は2013年現在6510戸で、防犯、防災面で懸念があり、空き家の有効活用は課題となっている。

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