御輿16基が「連合渡御」 川崎大師周辺で(8/5)

川崎区の大師周辺では、神社から寺へと神輿が練り歩く「連合渡御」が5日開かれ、夏祭りの季節を彩った。若宮八幡宮に集まった16基のみこしは午前10時に神社を出て、にぎやかな祭囃子と御輿を担ぐ威勢のいい掛け声を響かせ、約2時間かけて川崎大師平間寺の山門をくぐった。「連合渡御」が始まったのは1985年で今年で34回目。若宮八幡宮の前宮司中村紀美子さんは「参加神輿の数も増え、年々盛大になりうれしい」と語っている。

被爆体験の継承を朗読や講演で(8/4)

73回目の広島原爆の日を前に、被爆者や20代の若者らが朗読劇と講演で惨劇を伝える「平和を願い実現するための集い」が4日、麻生区の麻生市民交流館やまゆりで始まった。市民グループ「平和を願う会」の主催。同会の共同代表で、市内在住の被爆者らでつくる「市折鶴の会」会長の森政忠雄さんが小学6年の被爆体験を講演。また被爆者の小脇貞子さんらが、広島市立高校の生徒らによる「原爆の絵」制作の実話をベースにした朗読劇「あの夏の絵」を演じた。

障害児支援事業者4000万円を不正請求(8/2)

障害児通所給付費など4千万円を不正請求したとして市は2日、運営会社「チェリッシュ」(麻生区)の障害児通所支援事業所「児童発達支援室 tomorrow 上麻生教室」(同)に対し、児童福祉法に基づく指定を6か月停止し、不正受給した四千万円と加算金千六百万円の返還を指示した。同事業所は開設後の2015年1月から16年8月までの間、必要な職員を常駐させず、また同月から17年3月までは勤務実態のない職員を担当者とする虚偽の届け出を提出した。

対テロ見本市の会場許可取り消しを要望 市民団体(8/2)

武器輸出に反対する市民団体「川崎でのイスラエル軍事エキスポに反対する会」は2日、中原区の市とどろきアリーナで29日から2日間予定されている、イスラエルの対テロ・情報セキュリティ関連企業の見本市「ISDEF Japan(イスラエル国際防衛・国土安全保障見本市)」の会場使用許可を取り消すよう市に申し入れた。同会は記者会見で「イスラエルのパレスチナ人への弾圧に対する国際的非難が高まる中、公共施設の使用許可は世界の趨勢に逆行する」と訴えた。

市と大田区の銭湯を巡るスタンプラリー(8/1)

多摩川を挟んで隣接する川崎市と東京都大田区の浴場連携事業実行委員会が、銭湯文化を継承し地域振興を進めようと銭湯を巡るスタンプラリーを始めた。実行委は1日の記者会見で、レトロで身近な銭湯に親しみ、楽しんでもらいたいと、若年層の女性への積極的な参加を呼び掛けた。スタンプラリーは、市内と大田区内の銭湯(計79軒)で入浴するもので、スタンプを3つ集めると抽選でキューピー人形のオリジナルストラップが当たる。

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