「一刻も早く子どもたちを取り戻して」 拉致の集いで早紀江さん訴え(10/8)

「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」が8日、中原区の市平和館で開かれた。つどいは市が主催し、今回で11回目、約250人が参加。北朝鮮に拉致された横田めぐみさんの母早紀江さん(82)は「一刻も早く子どもたちを全部、日本に取り戻してもらいたい」と訴えた。新たに拉致問題担当相兼任となった菅官房長官や福田市長も出席し、早期解決への決意を述べた。

市バスキャラ・ノルフィンの衣装お披露目(10/8)

市交通局が市バスに親しんでもらう「安全・安心フェスタ2018」を8日、川崎区の飛鳥ドライビングカレッジ川崎で開き、市バスのキャラクター「かわさきノルフィン」の衣装デザインコンテストの表彰式を行った。「10周年記念パーティに出かけるノルフィンの衣装」をテーマに募集し約850件の応募の中から、同区在住の会社員山本夏海さん(30)の「だいすき💛川崎」がグランプリに選ばれた。市のブランドメッセージのマークや「音楽のまち」を衣装で表現し、市民の花ツツジで飾ったもので、入賞7作品が描かれたラッピングバスがお披露目された。

芸術の枠を破ったイサム・ノグチと岡本太郎の作品展示(10/6)

日本人の父と米国人の母の間に生まれ、自己のアイデンティティに対する葛藤と向き合いながら世界的に活躍したイサム・ノグチと岡本太郎の2人に焦点を当てた企画展「イサム・ノグチと岡本太郎―越境者たちの日本」が6日、多摩区の川崎市岡本太郎美術館で始まった。異なる個性を持つ2人が日本の美術に触発されて制作した作品は戦後の芸術界に大きな影響を及ぼした。イサム・ノグチの「あかり」や岡本太郎の「明日の神話」など約160点の作品が展示される。企画展は1月14日まで。

市長が風疹の予防接種 同世代に率先して呼びかけ(10/4)

福田市長は4日、市内の病院で風疹の予防接種を受けた。30~50代の男性接種率が低いとされている中、首都圏で風疹患者が急増しており、自身がうつす立場にならないようにと接種を決めた。風疹は妊婦が感染すると胎児や新生児に重い障害を引き起こすことがあり、市長は定例会見で「まずは罹患歴や抗体の有無を確認してほしい」と話し、同世代への接種を呼び掛けた。

「臨海部ビジョン」の実現に向け福田市長米国視察へ(10/2)

福田市長は2日の定例会見で、20~27日の日程で市臨海部の開発政策に活かすため米国の東海岸3都市を視察すると発表した。視察先はニューヨーク、ボストン、ケンブリッジで、いずれも港湾地区で空港が近いなど市と共通点がある。軍造船所が商業施設などに生まれ変わったニューヨークの「ブルックリンネイビーヤード」や、ボストンでは空港と市街地をつなぐバス高速輸送システム(BRT)のシルバーラインなどを視察する。随行者は藤倉副市長ら5人で視察費は約850万円。

「超高層」の街づくり見直しを 武蔵小杉駅周辺の住民が陳情(10/1)

武蔵小杉駅周辺の地域住民らでつくる「小杉・丸子まちづくりの会」は1日、高層マンションが相次ぐ同駅周辺の街づくりを見直すよう求める陳情書と、賛同する署名約2200筆を市議会に提出した。陳情では再開発による急激な人口増で、駅の混雑や待機児童の急増、ビル風被害といった影響が深刻化していると指摘。同駅のホームドア設置、認可保育園の増設、ビル風と日照不足への対策、超高層建設の街づくりの見直しを求めている。

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