商業・温浴・自然体験の3エリア 向ヶ丘遊園跡地計画(11/30)

小田急電鉄は30日、多摩区の「向ヶ丘遊園」跡地に自然体験などを楽しめる複合施設を整備すると発表した。開発面積は約16万2700㎡で、飲食店など約20店舗による商業施設エリア、日帰り温泉や貸し切り個室風呂などが楽しめる温浴施設エリア、ホテル並みの設備やサービスを備えたグランピングやキャンプができる自然体験エリアに分けて整備する。同遊園は02年の閉園後、市が敷地内の「ばら苑」の維持管理を引き継ぎ、跡地の一部を活用して11年に「藤子・F・不二雄ミュージアム」が開館した。24年3月までの完成を目指す。

米で心臓移植 川崎区のあやめちゃん帰国(11/29)

重い心臓病のため米国で移植手術を受けた川崎区の佐々木あやめちゃん(3)が帰国し、両親と会見した。生まれつき重い心臓病で2016年夏ごろに病状が悪化し心臓移植が必要とされたが、国内に移植例は少なく米国での手術を目指した。費用が3億2千万円と高額なため支援団体が寄付を募り目標を達成した。7月に移植手術を受け経過は順調で、拒絶反応を抑える薬を飲んでいるが、健常児と同じ生活が可能で、来年4月から幼稚園に通うという。

「ラゾーナ」大規模リニューアルオープン(11/29)

2012年以来2度目の大規模リニューアルを行ってきた川崎駅西口のショッピングセンター「ラゾーナ川崎プラザ」(幸区)が29日オープンした。1階の食物販ゾーン「グラン・フード」(約3千㎡)が全面改装し従来より通路を広くして回遊性を意識した売り場となり、全86店のうち新規31店の約6割が県内や川崎エリアでの初出店になる。06年に開業した同プラザは三井不動産が運営し17年度の売上高は946億円で、幅広い集客力から川崎駅周辺の人の流れに変化をもたらした。

アジアパラ大会のメダル報告 市内在住の6選手(11/28)

10月に開催されたジャカルタ・アジアパラ競技大会で活躍した市在住の6選手が28日、市役所を訪問し福田市長に成績を報告した。来庁したのは競泳の成田真由美(48)、出口舞(21)、陸上の重本沙絵(24)、自転車の木村和平(22)と倉林巧和(26)、車椅子フェンシングの藤田道宣(32)の6選手。水泳の男女混合リレーで成田選手が金メダルを獲るなど6人は計12種目でメダルを獲得した。

余った事業費を転用し文書訓告 市教委(11/26)

市教育委員会は26日、市スポーツ協会への委託料を市教委の係長が不適切な公金の支出を行っていたとして、同日付けで文書訓告の処分にした。職員は市が同協会に委託している「オリンピアン・パラリンピアン交流推進事業」で生じた剰余金を、市中学校体育連盟の記念誌印刷代や市立高校のスキー実習用のバス借り上げ費用に充て、同協会に約75万円を支出させた。本来は余った分を減額し別途予算建てすべきだったが、こうした手続きの必要性を認識していなかった。

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