簡宿を外国人観光客向けに改装 川崎区日進町(1/19)

簡易宿泊所街の川崎区日進町の「川崎ビジネスホテル」(2階建て)で19日、外国人ゲスト向けにリノベーションする作業が地域住民にも親しんでもらおうと市民参加型イベントとして行われた。同ホテルは約3畳の客室が計26部屋あり、1階の7部屋と共用のラウンジスペースを外国人観光客向けに改装する。この日はフローリングの床張りや内壁の塗装が行われ、会員制交流サイト(SNS)などを通じて市民も職人に交じって参加した。3月からは名前も「門宿(KadoYado)」に変更して再出発する、

労働会館を改修再編 教文会館の市民館機能を移転 市構想案(1/18)

市は18日、老朽化した市教育文化会館(川崎区)の市民館機能を近くの市立労働会館内に移転し、2022年度に利用開始する基本構想案を発表した。地上5階の労働会館の一部を改修、1~3階を新たな川崎市民館(仮称)とし、1階はイベントに活用できるフリースペース、2階は会議室を中心に生涯学習やサークル活動などの多目的利用フロア、3階は音楽室や料理室、和室などを想定している。従来の労働会館の機能はホールと4~5階部分に再編する。現在の教育文化会館はすでに閉鎖しているホールを除き、22年3月まで利用する。

東芝の研究用原子炉(川崎区)廃止へ(1/17)

東芝は、東芝原子力技術研究所(川崎区)にある研究用原子炉の一種、東芝臨海実験装置(NCA、最大出力200ワット)を廃止する方針を固め、今後、国の原子力規制委員会に廃止措置計画の認可を申請する。NCAは63年に初臨界し、約50年にわたり発電用原子炉の燃料や制御棒の基礎研究で多くの若手技術者を受け入れてきた。2011年の東日本大震災の際は運転停止中で14年からは定期検査に入っていた。市内にはほかに研究用の原子炉施設が東京都市大原子力研究所、日立製作所王禅寺センターの2か所があるがいずれも廃止措置中。

匿名ブログ侮辱罪適用 在日少年ヘイト投稿に略式命令(1/16)

昨年1月に中学生だった在日コリアンの男子高校生をインターネット上の匿名ブログで誹謗中傷したとして、川崎区検が侮辱罪で大分市の男性(66)を略式起訴し、川崎簡裁が科料9千円の略式命令を出していた。少年の弁護団が16日明らかにしたもので、男は昨年1月に市内の音楽イベントに参加した生徒を取り上げた新聞社のネット記事を引用し、実名を挙げてブログで中傷、不特定多数が閲覧できる状態にして公然と侮辱したとしている。匿名者によるネット上のヘイトスピーチが侮辱罪で処罰されるのは初めて。

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