「改憲NO!」へ共闘 市内の市民団体や労組など(12/8)

市内の複数の市民団体や労働組合などが8日、中原平和公園で集会とパレードを行うと主催の「安倍改憲NO!オール川崎準備会」が3日、市役所で会見した。市内各地の9条の会や脱原発を目指す市民団体など30~40団体が参加を予定。安全保障関連法反対の大きなうねりをつくった国会前の「総がかり行動」をモデルに、川口洋一代表(学習院女子大名誉教授・多摩区)は「改憲をめぐってさまざまな団体が反対を訴えてきた。立場の違いはあるが、総がかり行動は必要という認識は一致している」と語った。

京急大師線来年3月3日から地下化 東門前~小島新田間(12/4)

京急電鉄は、大師線の東門前―小島新田間を来年3月3日午前10時ごろ地下化すると発表した。地下化により県道(産業道路)と大師線が交差する産業道路第一踏切など三つの踏切が解消され、現在ある産業道路駅ホームは地下に移る。地上に残る遮断機操業やレールは2019年度中に撤去される。京急の創業120周年記念で産業道路駅は解消されるが新たな駅名の発表は来春を予定しているため旧駅名で地下化する。

外国人材への対応心配 入管法改正で市長(12/4)

外国人労働者の受け入れを拡大する出入国管理法(入管法)改正案について福田市長は4日の定例会見で、市内の中小企業からは人手不足の声があがっているとして外国人労働者の必要性に理解を示す一方、来日した外国人には行政サービスの提供や生活支援が必要で、誰が責任をもってやるのかなど審議が足りているのか懸念があり、導入が見込まれる来年4月から言語の問題などすぐに対応できるか心配と述べた。市の人口約151万人のうち外国人は約4万人としている。

市ヘイト規制の指針で警告 初の行政指導(12/2)

市は2日、公的施設でのヘイトスピーチを事前規制するガイドライン(指針)に基づき、市教育文化会館(川崎区)での講演会を主催した団体に文書で「警告」したうえで会館の利用を許可した。3月に施行された同指針による警告は初めて。講演会は「ヘイトスピーチを考える会」を名乗る任意団体の主催で、6月に行った時は反対する市民らともみあいになり中止となった。指針では、警告は「不許可」、「条件付き許可」に次ぐ行政指導で、市は今回ヘイトスピーチを行う可能性があると判断した。

Top