ボードゲームで憲法の大切さを学ぶ 弁護士らが企画(6/25)

遊びながら憲法の大切さを学べるボードゲームの試作品を使ったモデル授業が25日、東小倉小学校(幸区)で行われた。悪い魔法使いによって憲法の理念が失われ、北は網走から南は沖縄まで12都市が、憲法の条文に関連した「不幸」に襲われ、みんなで協力して各都市を救い、憲法を取り戻そうというもの。ゲームは、全国組織の「明日の自由を守る若手弁護士の会」(あすわか)のメンバーらが企画、市内在住の武井由紀子弁護士が子どもにわかりやすく条文の意味や役割を学んでもらおうとまちづくりコンサルタントに協力を依頼して開発、秋の発売を目指している。

ヘイト禁止へ50万円以下の罰金 市条例素案(6/24)

市は24日、特定の民族や人種を侮辱し、憎悪をあおるヘイトスピーチを繰り返した場合、50万円以下の罰金を科す全国初の刑事罰を盛り込んだ「差別のない人権尊重のまちづくり条例(仮称)」の素案を公表した。市内の公共の場で違反があった場合、市長は違反行為をやめるように勧告、2回目の違反をした者にやめるよう命令、3回目の違反をした者の氏名や団体名などを公表し、市が被害者に代わって検察庁か警察に告発する。刑事罰を適用するかどうかは裁判所が最終的に判断する。インターネット上のヘイトについては、市が削除を要請し公表するなどの規定を盛り込むが、罰金の対象とはしないとしている。

二ケ領用水が国の文化財へ 来春にも登録(6/21)

市は21日、市内を流れる二ケ領用水が国の文化財に登録される見通しを明らかにした。市と県が管理する全長約18㌔の用水のうち、市が管理する3区間計12.4㌔について、文化庁に7月に意見書を出し12月の文化審議会で認める答申が出ると、来年3月に登録される。実現すれば市内5件目の国登録文化財。登録文化財は、厳格な現状保存が必要な指定文化財と異なり、改修工事も可能で、案内板の設置などには国の補助金が出る。市は周辺の市民団体と地域活性化などのための活用方法を検討する。

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