川崎ものづくりブランド12件を新たに認定(11/13)

市内の中小企業が手掛けた製品や技術を審査し、市や商工会議所が販路開拓を支援する「川崎ものづくりブランド」の16回目の認定式が13日開かれ、新たに12件が認定された。ミートエポック(多摩区)の「エイジングシート」と呼ばれる熟成食材製造用シートは、明治大学との産学連携事業で安定した品質の熟成肉などを製造でき、ROX(中原区)が開発した客数予測のAIシステムは、気温や降水量などを基に45日先までの客数を予測し商品の作り過ぎや食品ロスの削減効果が期待できるという。

過去最長の市災害対策本部を廃止(11/12)

市は12日、台風19号の接近に伴い設置した災害対策本部について、市内で唯一残っていた避難所の「久地いこいの家」(高津区)が解消されたため廃止した。対策本部の設置期間は31日間で2011年の東日本大震災の26日間を上回り過去最長。対策本部は地域防災計画で、新たな災害発生の恐れがなく、応急対策がおおむね完了したときに廃止するとしており、避難所解消のほか市街地に冠水がなく道路の清掃などもほぼ完了したと判断した。

ミューザ天井崩落市の控訴棄却 東京高裁(11/7)

東日本大震災でミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)のつり天井が崩落し、市などが建築主の都市再生機構(UR)など7社に計約20億5千万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が7日、東京高裁であり一審の判決を支持し請求を棄却した。判決では、崩落の原因を金具の外れか破断とする市の主張について第三者の調査でも原因が特定されておらず、また建物の安全性を欠く瑕疵があるとする証拠もないとした。福田市長は判決内容を分析し、対応を検討するとコメントした。

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