武蔵小杉駅前に大規模複合施設完工(7/20)

中原区小杉町の武蔵小杉駅前に大規模複合施設「Kosugi 3rd Avenue (コスギ サード アベニュー)」が完工し、マンションや商業店舗、公共施設が入居する。「小杉町3丁目東地区市街地再開発組合」が施行、施行面積約1万1000㎡、地上38階地下2階建て、総事業費約430億円。高層棟の4~38階は分譲マンション(519戸)で秋以降の入居予定。今月9日に歯科医院など4店舗が先行オープン、27日川崎信用金庫の武蔵小杉支店の新店舗、8月1日高層棟3階に市小杉こども文化センター、低層棟4階に市総合自治会館が開館する。全面オープンは11月、3つの広場、周辺道路も供用される。市は現在の市総合自治会館(敷地面積2910㎡、3階建て)を有効活用するため、事業者を9月17日まで募集する。解体しての整備か、既存建物の譲渡による改修かを選び提案する。

世界の水辺環境を再現 市内初の水族館オープン(7/17)

市内初の水族館「カワスイ 川崎水族館」が17日、JR川崎駅東口の商業施設「川崎ルフロン」内に開業した。ルフロンの9,10階の約7000㎡に69個の水槽が配置され、世界最大級の「ピラルク」など淡水魚を中心に約230種類が展示された。館内は6つの展示ゾーンに分かれ、「多摩川ゾーン」から「アフリカゾーン」まで世界の水辺環境が照明、音響、映像技術を駆使して再現された。昼(午前10時~午後5時)・夜(午後6時~同10時)完全入れ替え制。入場料大人2千円、共通券同3千円。

日本画家大矢さん「ニコライ堂」など自ら修復 浸水被害の寄贈作品(7/16)

昨年10月の台風19号で浸水した市市民ミュージアム(中原区)の被災収蔵品のうち、麻生区在住の日本画家大矢紀さん(84)の「ニコライ堂」と「昭和新山」について、市は16日修復を終えたことを明らかにした。両作品とも長時間水に漬かり、破損が激しく業者による修復不能とされた。廃棄処分と聞いた大矢さん自ら修復と加筆を申し出たもので、「被災した作品はほかに20点余りあり、今後も可能な限り修復する考えだが、市は今後の保存方法をしっかりしてほしい」と注文をつけた。

県代表レベルのアスリート初の経費補助 最大20万円(7/15)

市は東京五輪・パラリンピックに向けた機運を高めようと、県代表を目指せるレベルの市のゆかりのアスリートに活動経費を補助する制度を創設した。市がスポーツ選手個人に補助する初の制度で、練習や用具の購入にかかる費用を最大20万円補助する。対象は夏・冬五輪とパラ、ユース五輪の正式種目で、市内在住。在勤。在学の個人。すでに県や関係団体から支援や指定を受けている人は対象外。年間5人程度の申請を見込み、予算は100万円計上。申請は9月18日まで。

九州豪雨受け再度の浸水被害懸念 台風19号住民説明会(7/14)

昨年10月の台風19号による浸水被害を巡り、市は原因の検証や対策に関する住民説明会を13日夜、上丸子小学校(中原区)体育館で開いた。住民45人が参加、市から水門操作の電動化など講じた対策の報告、出席者から九州地方などでの豪雨による甚大な被害を受け浸水被害が再び起きないかを懸念する意見が出た。市民団体「台風19号多摩川水害を考える川崎の会」のメンバーは、市は技術的な話に終始し、住民の生命財産を脅かしたことへの謝罪がないと指摘した。中原・高津区の6会場で13回実施予定。

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