よみうりランド貸し切りに 修学旅行中止の小6に(8/18)

市は18日の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、追加緊急対策を発表した。追加されるのは学校支援や企業支援など34項目。修学旅行が中止になった市立小学校114校の6年生約1万2千人の思い出づくりに3月の3日間、遊園地「よみうりランド」(東京都稲城市)を貸し切り、参加校を分散してイベントを開く。このほか自費負担2万~3万円のPCR検査を妊婦が希望した場合、市が全額負担。175校の全市立学校に検温のためのサーマルカメラを1台ずつ配備など。

市プレミアム商品券新生児に無料配布(8/18)

市は18日、経済対策として発行中のプレミアム商品券「川崎じもと応援券」について、「特別定額給付金」の対象にならなかった新生児一人につき2冊(額面2万6000円分)を無料配布すると発表した。対象の新生児は4月28日から12月31日に出生が見込まれる約9000人を想定。使用期限も来年1月末から3月末に延長する。福田市長は「現金の方が使い勝手が良いとの声は承知しているが、子育てと地元の応援を両立させたい。地元のつながりも作っていただければ」と述べた。

監査請求を棄却・却下 ミュージアム浸水で(8/17)

昨年の台風19号で市市民ミュージアムの地下収蔵庫が浸水した問題で、市民団体「かわさき市民オンブズマン」が市長や同館の指定管理者らに、市の損害を賠償させるよう求めた住民監査請求で、市監査委員は17日付で請求を棄却・却下した。指定管理者への請求については「監査対象にならない」として却下。「浸水が想定された同館の収蔵庫が地下にあるのは不当」との主張には、「被害を予見して対策を取ることは極めて困難。違法不当に財産の管理を怠る事実があったとはいえない」として棄却した。オンブズマン側は不服として住民訴訟を提起する方針。

市のプレミアム商品券苦戦 2次募集でも予定の5割(8/13)

コロナ禍への地域経済対策として発行された30%のプレミアム付き商品券「川崎じもと応援券」が2次募集でも苦戦している。市は1次募集で申し込んだ人の追加申し込みを可能にしたほか、街にブースを構え、プレミアム率の高さなどをアピールしたが、2次募集締め切りの13日でも申し込みは計46万5千冊で予定数87万冊の53%にとどまった。地元の中小事業者らを支援する趣旨のため大型店舗での利用ができないのがネックで、税金投入分を含め113億円を見込んだ経済効果は得られそうになく追加募集を検討中。

Top