川崎商議所創立80周年式典 ブレイサンダース記念ユニホーム発表も(10/7)

川崎商工会議所の創立80周年記念式典が7日、同商議所のホールで開かれた。新型コロナウイルスの感染防止のため、規模を縮小し簡素化されたが、約130人が出席した。草壁悟朗会頭が「歩みを止めることなく、川崎地域経済の活力の源ともいえる中小企業、小規模企業の振興を担っていく」とあいさつ。記念事業として市内在住・在学の小学生が参加した「川崎ブレイブサンダース ユニホームデザインコンテスト」の最優秀章も発表され、11月15日の試合でチームが着用する。

昨年の一時上映中止問題検証 「しんゆり映画祭」25日から(10/6)

「KAWASAKIしんゆり映画祭」の実行委員会は6日、今年の映画祭を25日から4日間開催すると発表した。今年は従軍慰安婦をテーマにした映画「主戦場」が昨年、一時上映中止となった問題を踏まえ、事態の検証と経過を伝えるオンラインでの公開講座もシリーズで行う。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、規模を縮小して開く。実行委員会委員長で映画プロヂューサーの安岡卓治さんは、開催にあたって市側から「今後はプログラムに介入しない」との言質を得たと述べた。

交付団体転落の恐れ 税収大幅減で(10/5)

市は5日の市議会決算審査特別委員会で、新型コロナウイルスの影響による市税収入の減収を受け、2021年度に地方交付税の交付団体になる可能性が高いとの見通しを明らかにした。20年度の市税収入は想定より200億円以上減り、景気の落ち込みによる正社員の残業代やボーナスの減少、パートなどの勤務減などで、住民税の非課税世帯が増加。企業業績も悪化するため、法人住民税も大幅に減る見通し。今年度は約120億円分の余裕があるとして不交付団体になったが、国の基準が大きく変わらなければ来年度は不交付団体になる。

ミュージアム美術品水没 市長らに損害請求(10/1)

昨年10月の台風19号で市市民ミュージアム(中原区)の地下収蔵庫が浸水し、収蔵品の9割近くが水没した問題で、市民団体「かわさき市民オンブズマン」は、市長や指定管理者らに20億円を請求するよう市に求める住民訴訟を横浜地裁に起こした。提訴は9月2日付。同館は多摩川沿いの低湿地にあり、ハザードマップでも浸水が想定されていたため、地下に収蔵していなければ被害は食い止められたとしている。収蔵品の総額は約42億円とされ、損害額は少なくとも半分の20億円に上ると見積もった。

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