入所者感染判明でも不急なら119番抑制を 市が高齢者施設に要請(3/2)

新型コロナウイルスの感染拡大による県内の病床が逼迫していた1月、市内の高齢者福祉施設に対し、入所者らの感染が判明しても緊急性がない場合は施設内で療養を継続するよう文書で要請していた。協力要請は1月18日付で、全県で病床に余力がないとした上で、呼吸の著しい悪化、意識状態の著しい低下、24時間以上食事水分摂取が不可といった症状がない場合は119番通報を抑制する内容で、区役所に入院調整を依頼するよう求めていた。2日の市議会代表質問で、「介護施設にトリアージを強いた」「命の選別だ」と批判した。市側は「救える命を守る観点からやむをえない対応だった」と釈明した。

市の感染者数4か月ぶりにゼロ(3/1)

市の新型コロナウイルスの感染者が昨年の11月2日以来、約4か月ぶりにゼロになった。1日現在の感染者数は8495人で、市は「(発表者数が少ない)月曜ということで、偶然というケースもある。引き続き感染防止に努めてほしい」としている。

鷺沼駅前再開発見直しを 市民団体が市議会に陳情(2/25)

東急田園都市線鷺沼駅前の再開発を巡り、市民団体「宮前区役所・市民館・図書館の移転に反対し、鷺沼駅前再開発を考える会」は25日、計画の見直しや現区役所の存続を求める陳情署名7637筆を市議会に提出した。再開発計画は地上37階建て・高さ146㍍、北街区に地上20階建て・高さ92㍍の高層ビルを建てる計画。2021年度中の工事着手を目指していたが、準備組合の東急は昨秋、コロナ禍で施設計画を再検討すると表明、市も計画が1年から1年半先送りになる見通しを示した。

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