75歳以上の高齢者にワクチン予約開始 接種券発送(4/20)

市は24日午前8時半から新型コロナウイルスワクチンの接種予約ができるコールセンターと専用サイトを開設するのに伴い、予約に先立つ20日、75歳以上の高齢者約15万人に予診(問診)票などを同封した接種券を発送した。コールセンターと予約サイトでは、市内7区の市民館や教育文化会館で5月11日から始まる集団接種の予約ができる。予約サイトからは市内医療機関での個別接種の予約も受け付ける。福田市長は「当初の予約枠は限られる。焦らずに様子を見ながら予約してほしい」と呼びかけた。

地域貢献を目指すネットワーク 「かわさき若者会議」発足(4/18)

市内を拠点とする若者たちが会員制交流サイト(SNS)などで連携して地域貢献を目指すネットワーク「かわさき若者会議」が発足した。会社員の中野絢斗さん(23・高津区)と那須野純花さん(23・幸区)らが立ち上げ、地域活動に取り組む若者が互いに相談してサポートしあえる環境を整備し、活動の輪を広げる。18日に高津区の大蓮寺で発足イベントを開く。参加資格は25歳以下で市内在住・在勤・在学、もしくは川崎に興味や関心のある人。

川崎など県内3政令市 「まん延防止」適用区域に(4/16)

政府は16日、神奈川、千葉、埼玉の首都圏3県と愛知県について、緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の適用を決めた。期間は20日から5月11日までの22日間。月末からの大型連休を控え、感染拡大地域との往来の自粛の呼びかけなどを行う。県での適用区域は、市、横浜市、相模原市で、飲食店などに午後8時までの営業時間短縮を要請、店の事業規模による協力金(1日あたり最大20万円)が支払われる。店でアクリル板を設置しているかなど見回りの強化や大規模イベントの入場者数の上限を5千人とする。

工期2年遅れ事業費59億円増 大師線連続立体交差事業(4/15)

京急大師線東門前―小島新田間(1.2㌔)の連続立体交差事業について、市は15日、事業費を現行計画より59億円増の701億円とし、工期も2年遅れの2023年度末とすると発表した。増加分のうち市が54億円、京急が5億円負担する。小島新田駅の地盤強度不足に伴う改良工事や、周辺の宅地化による防音壁の設置など追加工事の発生を理由に京急から申し出があり、市が妥当性を検証していた。

新規感染者数が「微増」から「拡大」へ(4/14)

市は14日、「新型コロナウイルス感染症対策本部会議」を開き、先週の新規感染者数が240人(前週比67人増)となり、4週続いた「微増」から増加幅が拡大したことが報告された。人口10万人あたりの累積新規陽性者数は15.69人(同4.38人増)と増加し、入院や自宅療養など全療養者数も329人(同70人増)と増加幅が拡大した。岡部信彦・市健康安全研究所長は「増加幅が目立ってきている。ワクチン接種と療養者数の急増のタイミングが一致すると、医療だけでなくワクチン接種にも影響が及ぶ」と指摘した。

学術会議任命拒否撤回求め署名開始 学者ら市役所で会見(4/9)

菅政権による日本学術会議の会員候補6人の任命拒否撤回を求め、県内の学者ら14人を呼びかけ人とする県民署名運動が9日始まった。呼びかけ人は学習院大の青井未帆教授、慶応大の小林節名誉教授、法政大の杉田敦教授らで、「学問の自由という重要な基本的人権を侵害し、憲法の人権保障の規定を踏みにじる」と批判。市役所で会見した山根徹也・横浜市大教授(西洋史)は「学問をゆがめる基本的人権の蹂躙は他の基本的人権の侵害に必ずつながる」と指摘した。

光触媒空気清浄機を市に寄付 ワクチン接種会場に設置(4/9)

市は9日、光触媒を使ったフィルターに紫外線の光を照射し、新型コロナウイルスを分解する仕組みの光触媒空気清浄機5台の寄付を受けた。寄付したのは産業機械メーカーのワイエイシイホールディングス(東京都昭島市)で、希望小売価格1台26万円。光触媒フィルターに高出力の紫外線発光ダイオードランプを照射し、活性酸素を発生させることで、新型コロナウイルスを不活化するとされる。新型コロナワクチンの集団接種会場に設置する。

唐辛子の新品種「香辛子」HP開設し販売 川崎から全国へ(4/7)

川崎生まれのちょっとだけ辛い唐辛子の新品種「香辛子」の公式ホームページが開設された。香辛子は、「味の素」の研究所(川崎区)が2018年、市農業技術支援センターの協力を得て開発。主成分は「カプシエイト」で、辛さは唐辛子の「カプサイシン」の1000分の1。フルーティーな香りで、生でも食べられる。市は今月中旬から全国約500店舗のホームセンターなどで香辛子の苗を販売する。HPでは香辛子の育て方やレシピを閲覧でき、一部の加工品の通販も行っている。

三角おむすび発祥にちなみ多彩な催し「東海道川崎宿2023まつり」(4/4)

2023年に東海道川崎宿が誕生して400年を迎える節目を盛り上げようと、「東海道川崎宿2023まつり」が4日、川崎区宮本町の稲毛公園で開かれた。ガイドの案内で川崎宿ゆかりの寺社など9か所を巡るツアーのほか、川崎宿が三角おむすび発祥の地と伝わることにちなみ実行委員長の池田ハルミさんが考案した「おむすび音頭」などが披露された。三角おむすびレシピコンテストの決選投票では、市立川崎高校1年の仲里菜々美さんの「サッパリおむすび」が109票を獲得して優勝した。

本や雑誌を自宅に 市立図書館宅配サービス実施(4/1)

市は1日、市立図書館の本や雑誌など資料の有料宅配サービスを開始した。図書館ホームページや館内の蔵書検索機、カウンターで図書を予約する際、受け取り方法で「有料宅配サービス」を選ぶと自宅に届き、送料は利用者負担で宅配業者に支払う。インターネットなどで予約した書籍などを最短2日後に届ける仕組みを構築し、新型コロナウイルスの感染防止と利便性向上につなげる。

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