神奈川県は、県内で露地栽培されたほうれん草と小松菜から、放射性のヨウ素とセシウムを検出したと発表。いずれも食品衛生法の暫定基準値を下回っており、県は健康被害の恐れはないとしている。
中原で 音大生らのチャリティーコンサート開催(3/25)
首都圏の7音楽大学、約70人らでつくる吹奏楽団「WISH Wind Orchestra」が、被災地を応援しようと中原区の市総合福祉センターエポックなかはらでチャリティーコンサートを開催。同楽団は3月末に予定していた定演を中止し、急きょチャリティーとしての開催を決定。約40人の団員が終結。
JAセレサ川崎、とどろき避難所で地産の炊き出し(3/25)
とどろきアリーナ避難所で、セレサ川崎農業協同組合(JA)が地元の野菜や肉を使った夕食を振る舞った。22日に市長がアリーナを視察した際、「野菜が食べたい」と要望されたのがきっかけ。市には多くの食料が物資として届いているが生鮮品は受け付けておらず、市が同組合に依頼していた。
市男女共同参画センターの被害、遅れて把握(3/25)
高津区の市男女共同参画センターが、東日本大震災発生時の11日に、ホール上部のパネルが剥がれ落ちるなどして利用停止になっていることがわかった。市災害対策本部がこの被害を知ったのは発生から二週間たった25日。
市の緊急消防援助隊、福島原発で放水活動(3/25)
市消防局は、市が派遣した緊急消防援助隊が、25日午後、福島第1原発3号機の使用済み燃料を保管するプールへの放水活動を実施したと発表。東京消防庁が設置しているホースや消防車を使い、隊員を交代させながら約2時間半放水した。
市消防局、福島原発放水活動へ36人派遣(3/24)
東日本大震災で被害を受けた福島第1原発への放水活動を行うため、市消防局は、緊急消防援助隊36人と、高所放水車など車両12台を派遣した。援助隊は同日午後、福島県内に到着し、25、26日に放水活動を行う予定。
市、被災者の市税納付期限延長・減免決定(3/24)
市は、東日本大震災の影響で納付期限までに市税を払えない青森、岩手、宮城、福島、茨城の計5県に住所を有し、川崎市内に土地・家屋を所有する納税者に、納付期限の延長や減免措置をすることを決めた。納付期限は後日、公告する。
(参考)都水道の放射性ヨウ素が乳児基準超え(3/23)
東京都は、都水道局の金町浄水場(葛飾区)で210ベクレル/kgの放射性ヨウ素が検出されたと発表。乳児の基準値100ベクレル/kgを超えているとして、乳児が飲むのを控えるよう求めた。検出されたのは22日の検査。
被災地動物園へ 夢見ヶ崎動物園から物資送る(3/23)
市夢見ヶ崎動物公園(幸区)は、東日本大震災で被害を受けた動物園に飼料や衛生用品の支援物資を送ったと発表した。18日に社団法人日本動物園水族館協会(台東区)から要請があり、夢見ヶ崎動物公園からは冷凍アジや鶏卵、使い捨てマスクなど計16品目を4トントラックで送った。
市、茨城の港発の航路を川崎港へ臨時受入(3/23)
市は、東日本大震災で被災した茨城県の常陸那珂港と北海道の苫小牧港とを結ぶ定期航路を、臨時に川崎港-苫小牧港に移したと発表。定期航路で生活物資などを運び、物流の回復を支援するという。