市は、保育所への入所待機児童の解消を目指し、「保育緊急5か年計画」の改訂版をまとめた。民間事業者への補助を拡充して認可保育所の整備を促進するなどし、2012年4月の受け入れ枠を当初計画の増加分より2,338人多い4,933人増とする。
市長、下水談合問題でコメント(3/4)
市発注の下水管工事談合問題で市長は、「談合で価格が高くなっているのであれば税金の無駄遣いであり、市民に対して申し訳ない。非常に残念だ」と述べた。また、「ダンピングと談合は裏腹の関係にある。低入札対策については(最低制限価格引き上げなどの)対応を検討している」とも述べた。
市の下水工事談合で 公取委が排除命令(3/3)
市が発注する下水管工事をめぐる談合疑惑で、公正取引委員会は、市内に本社を置く業者23社に対し、排除措置命令と総額1億円を超える課徴金納付命令を事前通知した。命令を受けるのは市の下水管工事業者として指定され、比較的規模が大きい「Aランク」に位置づけられている業者。
民主、自民両党、地下鉄計画で市長に質問(3/2)
市議会本会議の代表質問で、民主党の飯塚団長は市長に対し「この事業は事実上、凍結されたと認識している。民主党は、JR南武線など既存路線を発展、有効活用する施策の推進を表明したい」と述べた。いっぽう自民党の大島団長は「(4月に行う機構改革で)高速鉄道建設本部の中身は空っぽになる。選挙公約が名ばかりにならないか」と指摘。これらに対し市長は「本事業の推進の方針に変わりはない」と答弁。
「2010かわさき名産品」に32点が認定
「2010かわさき名産品」として、新規13点、再認定19点の計32点が認定された。「名産品」は、市内で生産・製造・加工・販売されているもので、土産にも使える川崎らしい品物を市内外に紹介する認定事業。川崎商工会議所などで構成する実行委員会が、05年度から認定を始めた。
「平和のための原爆展」宮前区で開催(3/1~3/6)
原子爆弾の悲惨さと平和の大切さをアピールする「平和のための原爆展」が、宮前区役所などで開催。1日限定で、広島に投下された原子爆弾「リトルボーイ」の原寸大模型も公開された。区内で活動する同実行委員会の主催で、初開催された。
桜本小と東桜本小で統合前に閉校式開催(2/27)
児童数の減少で10年4月に統合する、川崎区の市立桜本小と東桜本小の閉校式が、両校で開催された。かつては児童数の増加に伴い、桜本小から分離するかたちで東桜本小が創立されたが、約50年ぶりに一つの小学校として再出発することになった。
市環境審議会、緑保全地域指定で答申(2/25)
市環境審議会の進士五十八会長(東京農大教授)は、緑の保全地域の指定などについて市長に答申した。条例で定める「緑の保全地域」に菅小谷(すげこやと:多摩区菅仙谷)と西生田(麻生区高石)を新たに指定することが適当とした。市は答申を受けて3月中旬に公告し2ヶ所を正式指定する。
「フロンターレ文庫」市立図書館に開設(2/24)
J1・川崎フロンターレから市に寄付された準優勝賞金5,000万円の一部を活用した「川崎フロンターレ文庫」が、各区の市立図書館など13ヶ所に開設された。絵本や選手たちのお薦め本など計3,784冊を、約478万円で購入した。
多摩区で「落語で交通安全を学ぶ」つどい開催(2/23)
交通安全を区民に呼びかける「多摩区交通安全のつどい」が、多摩市民館ホールで開かれ、落語や演奏を通じて交通安全を学んだ。区交通安全対策協議会の主催。