映画「主戦場」一転上映へ 中止を撤回(11/2)

麻生区で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で主催のNPO法人「KAWASAKIアーツ」は2日、上映を中止した従軍慰安婦をテーマにした映画「主戦場」を最終日の4日に上映すると発表した。映画関係者や市民から「表現の自由が損なわれる」などと上映中止に反対する意見が相次ぎ、「上映実現に向けて前向きに協議している」とのコメントを出していた。1日夜、映画祭スタッフで投票を行い上映を決めた。

04年に3~5㍍浸水深想定 浸水対策せず市民ミュージアム(10/31)

台風19号の影響で地下収蔵庫が浸水し、多数の所蔵品が水没した市市民ミュージアム(中原区)について、市は31日の市議会文教委員会で、2004年に策定されたハザードマップで3~5㍍の浸水深と想定されながら、これまで明確な浸水対策をとっていなかったと報告した。市は「浸水の可能性は認識していた。対策を立てるべきだった」としている。一方、市所有の美術品などに「動産総合保険」を約9万点、評価額計42億円でかけているが、火災や盗難などに備えたもので今回のような浸水被害には保険金は支払われないことがわかった。

慰安婦映画出演者会見で「上映認めぬよう求める」 しんゆり映画祭(10/31)

麻生区で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」の上映が中止になった問題で、上映中止と損害賠償を求めている出演者たちが31日、市役所で会見し、担当部署にこのまま上映を認めないよう求めた。会見したのは新しい歴史教科書をつくる会の藤岡信勝副会長や米国弁護士ケント・ギルバートさんら4人。2016年に当時大学院生だったミキ・デザキ監督から研究目的だとしてインタビューを受け、撮影された映像が商業映画として公開されたという。

「表現の自由を考える集い」慰安婦映画上映中止で しんゆり映画祭(10/30)

麻生区で開催中の「KAWASAKIしんゆり映画祭」で慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」が中止になった問題で、主催者のNPO法人「KAWASAKIアーツ」は30日、表現の自由を考える集いを会場の市アートセンターで開いた。映画祭の中山周治代表は、これまで口出ししなかった市が懸念を示したことを重く受け止めたとし、「安全面をどうするかが一番のポイント」と話した。「主戦場」のミキ・デサキ監督は「嫌がらせに降参していては表現の自由を守れない」と訴えた。

生田浄水場用地にスポーツ施設整備 川崎フロンターレ(10/29)

市は29日、生田浄水場用地(多摩区)に川崎フロンターレがスポーツ施設を整備すると発表した。人工芝のサッカー場2面を備えた「フロンタウン生田(仮称)」を整備、2022年度中に供用開始の予定。計画では、テニスコートやジョギングコース、多目的広場、クラブハウス、スポーツ整形・リハビリ施設などを整備し、災害時の一時避難場所としても使用。同浄水場は水道用水と工業用水の浄水機能があったが、コスト面などから水道を廃止し、跡地をスポーツ施設整備の方針を定めていた。跡地約4万8千平方㍍のうち、フロンターレが3万3千平方メートルを年間約6千万円で借地する。

慰安婦題材上映中止に抗議 しんゆり映画祭(10/27)

麻生区で27日から始まった「KAWASAKIしんゆり映画祭」で慰安婦問題を扱ったドキュメンタリー映画「主戦場」の上映が中止になった問題で、ゲストとして登壇したジャーナリストの金平茂紀さんは「表現の自由と知る権利を放棄するもの」と上映中止に抗議の意思を示した。主戦場を巡っては映画の一部出演者が上映禁止を求める訴訟を起こしており、共催者の市から懸念を伝えられた主催者が中止を決定したが、「行政が懸念を伝えること自体が問題」と批判した。映画祭はNPO法人が主催、運営し、上映作品はボランティアなどの投票で選んでいる。開催費用約1300万円のうち約600万円を市が負担する。

フロンターレ悲願の初V 5度目の決勝で(10/26)

国内サッカー3大タイトルの一つ、JリーグYBCルヴァン・カップ決勝が26日埼玉スタジアムで行われ、PK戦を制した川崎フロンターレが北海道コンサドーレを下し、初優勝した。フロンターレはクラブ史上5度目の決勝で悲願を達成し、賞金1億5千万円を獲得した。延長戦を3-3で終え、PK戦を5-4で競り勝った。GK新井章太はPK戦でシュート2本止める好セーブで大会MVPに輝いた。

11月の国際多摩川マラソン中止 台風19号による被害で(10/25)

市は25日、台風19号による被害を受け11月17日に開催する予定だった川崎国際多摩川マラソンを中止すると発表した。多摩川河川敷に泥がたまったり、路面の舗装が剥がれたりしたため、参加者の安全が確保できないと判断した。同大会は今回で34回目になるが、中止になるのは初めて。等々力陸上競技場を発着点にハーフマラソンや10㌔の部など5種目に計約7千人の参加が予定されていた。規定通り参加料は払い戻さず、12月頃に参加賞のTシャツを送るという。

多数の収蔵品に浸水被害 市民ミュージアム(10/18)

市は18 日、台風19号の影響で市市民ミュージアム(中原区)の地下にある九つの収蔵庫すべてが浸水し、被害を受けたと発表した。12日夜は地下の中央監視室に4人のスタッフがいたが、午後7時半に浸水が始まり、収蔵庫の地下につながる防火扉の前に土嚢を積むなど作業を行ったが、浸水がひどくなり避難したという。壁には約2㍍の高さまで浸水した形跡があった。収蔵庫には絵画や浮世絵、古文書、写真、漫画、映画フィルムなど約26万点が保管されていたが、被害の全容はつかめていない。

市民ミュージアム当面休館 豪雨で地下水没(10/15)

市市民ミュージアム(中原区)は台風19号による豪雨で地下部分が水没したため、当面休館する。屋外駐車場から雨水が流れ込み、地下にある電気設備が使用不能となっている。15日夕の時点で高さ2㍍ほど浸水し、排水を続けているが復旧のめどはたっていない。同館は絵画や古文書、漫画関連資料など約26万点を所蔵している。収蔵庫は二重扉になっているが、内部の確認はできていない。地上部分は窓ガラスが割れたものの、企画展で展示中の作品に損傷はなかった。