来年の市制100周年を控え市の新たなシンボルに 新本庁舎公開(7/7)

建築工事が完了した新本庁舎が7日、報道陣へ公開された。旧庁舎跡地に地下2階、地上25階建て、高さ約117m、総床面積約6万2356㎡の新本庁舎は、市制100周年を来年に控えた市の新たなシンボルに。一部を除き各局の分散は解消され市議会も移転、10月一部利用、11月頃の開庁式予定。職員のフロアは原則座席を決めない「フリーアドレス」を導入。旧庁舎の一部を再現した復元棟は時計塔、旧市長室、屋上庭園,カフェなども。

アートを介したコミュニティ形成に向け協定  市と東京芸術大学(7/3)

市は東京芸術大学とアートを介したコミュニティ形成に向け、連携・協力して取り組む協定を締結したと3日発表した。連携事業の主体となるアートコミュニケータを30名程度公募し、様々な講座を通して活動を支える考え方の共有、アートを介した対話を重ね、コミュニケーションを豊かにする方法を学び、市内の文化資源や福祉・医療の現場などとも連携してアートを軸にコミュニティを育む活動に取り組む。参加者は12月頃から募集予定。

赤、緑、青3色で多様性のライトアップ 新本庁舎(7/1)

1日に市制99周年を迎えた市は、市制記念日と市役所新本庁舎の完成を祝い、新本庁舎高層棟の夜間ライトアップが行われている。高層棟は市の多様性を象徴する赤、緑、青の3色の光で照らされ、旧本庁舎の一部を再現した復元棟前の広場には、市のブランドメッセージ「Colors,Future!いろいろって、未来。」や、来年度開催される「全国都市緑化フェア」のロゴ投影さている。ライトアップは午後6時から10時、7日まで。

市役所シンボル「時計塔復活」 新本庁舎工事完了(6/19)

地上25階建ての高層棟と旧本庁舎を再現した3階建ての復元棟からなる、市役所新本庁舎の建築工事が19日完了した。1938年に完成した旧本庁舎は耐震性の不足から2016年に取り壊され、市民アンケートなどを踏まえ旧本庁舎の完成当時の姿に近づけ、同じ敷地で建て替えられた。太平洋戦争の川崎大空襲にも耐え、戦後の復興を見守った時計塔がこの日から再び時を刻みだした。市職員の業務の開始は新本庁舎でのネットワーク工事などがあり、10月以降の予定。総事業費は約470億円。

新本庁舎の展望フロア夜間開放へ(6/12)

10月から一部供用を開始する市役所本庁舎(地上25階、地下2階建て)について、地上106㍍の展望フロアが夜間も一般開放されると、市が12日の市議会で明らかにした。展望フロアの利用開始時期は現時点では未定だが、最上階にあるフロアを午前9時~午後9時に一般開放し、夜間は警備員を配置する。フロアからは360度眺望でき、北側は展望ロビー、南側はスカイデッキで東京、横浜も一望できる。

「川崎市民館・労働会館」開館 最短でも1年遅れ(6/7)

「川崎市民館・労働会館」(仮称)の開館が計画より最短で1年遅れ2026年1月以降になることが、市議会総務常任委員会で報告された。同事業は、市立労働会館(川崎区)の改修と老朽化が進む教育文化会館(同区)の取り壊しによる機能集約する計画で、今年7月着工、25年1月開館予定だった。建築資材費の上昇や人件費の高まりなどで入札の不調が要因。同事業の工事費は設計の見直しなどで当初から約20億円増えて約69億円となっていた。

市への苦情134件 22年度オンブズマンら報告(6/2)

市市民オンブズマン(代表・富田善範弁護士)と市人権オンブズパーソン(代表・池宗佳名子弁護士)は2022年度の運営状況を2日、市長と議会に報告した。市についての苦情申し立て受付件数は134件(前年度比35件増)で、最多は「職員対応」で18件。処理件数は96件で、申し立ての趣旨が認められたのは18件。人権オンブズマンが受けた相談は、子ども関連が78件(同11件減)で、うち「いじめ」は18件(同5件減)だった。

地域包括ケアについて市長特別講義 市立看護大(5/16)

市立看護大学(幸区)で16日、1年生約100人に医療福祉に関する市の課題について、福田市長が特別講義を行った。医療や福祉、地域が連携して高齢者らを支える地域包括ケアシステムの重要性を指摘。高齢世代を重視する国の制度に対し市では全世代を対象とし、要介護状態からの改善を目指す独自施策も紹介した。4年制に移行して2年目の今年、市内18人、県内42人、20都道府県から58人が入学した。

市内ホームレス14年連続減の132人(4/28)

市は28日、ホームレスの実態に関する調査結果を公表した。市内のホームレス数は132人で前回調査から29人減少(18%減)。2003年の1038人をピークに09年から14年連続で減少し続けている。区別では川崎区が74人(全体の56.1%)、中原区31人、幸・高津区10人、多摩区6人、麻生区1人、宮前区0人。生活の場は河川が最多の38人、公園28人、道路24人、駅舎10人。性別では男性127人、女性5人

新市庁舎の内覧会 7月8,9日(4/25)

市は25日、6月完成予定の市役所本庁舎の市民向け内覧会を7月に開催すると発表した。新庁舎は旧庁舎の一部を市役所通りに面して再現、3階建ての復元棟と25階建ての高層棟の低層部が回廊でつながる構造。内覧会は7月8,9日、1時間程度で高層棟最上階の展望ロビーやスカイデッキ、23階の議場のほか、復元棟2階の情報発信スペースとなる旧市長室など。応募は市民に限り、5月19日までに市ウエッブサイト、郵送、ファクスで申し込む。

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