武蔵溝ノ口駅南北自由通路を木質化 「脱炭素モデル地区アクション」(1/16)

市は16日、脱炭素モデル地区「脱炭素アクションみぞのくち」での取り組みとしてJR武蔵溝ノ口駅南北自由通路の木質化を行うと発表した。JR改札正面の窓面を木質化し、通路上に木製の円形ベンチを置き、窓際には生田緑地で伐採したナラ枯れ材活用の鉢カバーに観葉植物を設置、太陽光発電も行う。施工期間は2月1日~3月15日(予定)、使用木材は埼玉県産針葉樹サワラ、炭素固定量は0.82t-CO2(予定)。

リニア・トンネル「東百合丘工区」調査掘進完了 麻生区4.2㌔(1/15)

JR東海は15日、リニア中央新幹線の地下トンネル工事の「東百合丘工区」(麻生区)の調査掘進が完了し、現場を公開した。同工区は麻生区東百合丘から片平までの約4.2㌔、品川駅から相模原市緑区に予定される神奈川県駅(仮称)までの「第一首都圏トンネル」(約37㌔)の一部。他の工区と比べ調査掘進の完了が最も早く、同社は地域住民への説明会などを経て本格掘進を始め、その後も相談窓口を設けるという。

「綱島街道改札」午前7時供用開始 JR武蔵小杉駅(12/24)

JR武蔵小杉駅(中原区)の新たな改札口が21日午前7時に供用開始された。横須賀線ホームに直結する新改札口の名称は「綱島街道改札」、利用は午前7時から午後11時まで。新改札口は朝のピーク時(午前7時半~8時半)に約6800人の利用を想定、1分間に100人以上の通過による既存の改札口からの利用者の分散化と混雑緩和を狙う。市は新改札設置や改札に通じる市道整備などに計約23億6千万円を負担。

京急・大師橋新駅舎23日から使用 梨の花連想の白基調(12/12)

京浜急行電鉄は12日、京急大師線大師橋駅(川崎区)の新駅舎を23日から使用すると発表した。建物の外観は、駅舎が旧大師河原村に位置し「長十郎梨」発祥の地ということから、梨の花を連想できる白を基調とした。同駅は2020年3月13日まで産業道路駅として運用、翌日から駅名を大師橋に改称した。06年2月から踏切による交通渋滞や事故の解消に向け鉄道の地下化工事を行い、19年3月に完了した。

運転席の景色を8K映像で楽しむ 入院の子らお出かけ体験(12/5)

民間事業者と連携し公共交通の新たな可能性に取り組む市は「バーチャルお出かけ体験会」と銘打った取り組みを始め5日、入院している子どもたちは電車やバスの運転手が見ている特別な景色を超高精細の「8K」映像で南武線やロマンスカーが街や駅を駆け抜ける様子を楽しんだ。外出が難しい子供たちに治療への意欲を高める狙いもあり、JRや小田急電鉄、川崎鶴見臨港バスが映像制作に協力した。

大型バス自動運転の実証実験 川崎区で臨港バス(10/23)

川崎鶴見臨港バスは(川崎区)は23日、市内初となる大型バスを使用した自動運転の実証実験を開始した。自動運転システムの開発などに取り組む企業や埼玉工業大学と協力して、運転士のみ乗車し自動運行で走行、路上駐車車両を避けて走行する際などは手動に切り替える。走行ルートは、同社塩浜営業所から京急大師線大師橋駅までの約3㌔、比較的交通量の多い産業道路を経由する。実験は27日まで。

利用客の予約でAIがルート設定バス 川崎区で実証実験(10/2)

川崎鶴見臨港バス(川崎区)は2日から、アプリで予約し車両を呼び出し目的地まで乗車するオンデマンドバスの実証実験を川崎区内で実施する。時刻表や路線はなく、利用者は決められた駅、役所、公園、スーパー、病院など51か所の乗降所から予約、AIが効率的なルートを設定、待ち時間や乗車時間の短縮を図る。8人乗りバス2台を使用、予約は専用アプリや公式LINEから。日曜・祝日を除く午前8時から午後6時半まで運行。12月15日まで期間中は無料。

JR武蔵小杉駅に新改札12月24日から 東横線直結新歩道も(9/26)

市とJR東日本は26日、JR武蔵小杉駅(中原区)の新改札口について「綱島街道改札」と名称を決定、12月24日から供用を始めると発表した。新改札口はJR横須賀線ホーム北側の南武線側に設けられる。市は隣接の東急武蔵小杉駅を結ぶ新たな歩道も整備し、同日から利用できる。コンコース整備や改札機、券売機の設置などの約23億6千万円は協定に基づき、全額市の負担。

横浜市営地下鉄延伸関連予算 2年連続未執行(9/22)

横浜市営地下鉄ブルーラインの市への延伸関連の予算が2021、22年度連続して未執行だったことが22日の市議会決算審査特別委員会まちづくり分科会で明らかになった。21年度1689万円、22年度1999万円を予算計上、新百合ヶ丘駅などの基盤整備の検討予定がリモートワークの定着などにより、需要や採算性の予測が悪化、基盤整備の前提となる具体的なルートや駅の位置が決まらず、検討が持ち越された。23年度の531万円も未執行で、目標の30年開業の見通しは言及しなかった。

市内バス4社の運行情報一本化 アプリで確認(8/28)

市は、市内を走る主要な路線バスのリアルタイムの運行情報を一本化して確認できる取り組みを28日から順次は始める。これまでは各バス会社が遅延発生といった運行情報を個別に提供していた。市内に事業所のある川崎鶴見臨港バス、東急バス、小田急バス、市バスの4社が対象で、アプリ「乗換案内」で経路検索すると、市バスと臨港バスのリアルタイム運行情報が確認できる。東急バスと小田急バスは順次、対応を進める。

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