「長寿日本一」麻生区で生涯現役6人の連続講座 15日から(11/15)

厚生労働省の市区町村別平均寿命で「長寿日本一」となった麻生区(男性84.0歳、女性89.2歳)が、大先達6人を迎えて「アルテリッカ特別講座~生涯現役で活躍する文化・芸術の人々」を15日から開催する。劇作家の小川信夫さん(97)で幕を開け、来年2月までの全6回。他の講師陣は、川崎浮世絵ギャラリー名誉館長の斎藤文夫さん(95)、最高齢の浪曲曲師の玉川祐子さん(101)、区文化協会会長の菅原敬子さん(87)、歌人の馬場あき子さん(95)、劇作家のふじたあさやさん(89)。

「遠隔相談システム」導入検討 川崎区役所・2支所機能再編(8/17)

市は17日の市議会文教委員会で、川崎区役所と大師・田島両支所の機能再編について区民の負担に配慮し、支所と区役所をオンラインでつなぐ「遠隔相談システム」の導入の検討など相談環境の整備を進める方針を明らかにした。従来の支所業務の多くが区役所に一元化されるのに伴い、区役所の上層階フロアにある健康福祉局が新本庁舎に移る10月以降、空いたフロアなどの活用で、2025年1月から窓口体制を変更する。

ナマズ「たまずん」に特別住民票を交付 多摩区民に(1/19)

多摩区のニケ領せせらぎ館で飼われている黄金色のナマズ「たまずん」に19日、同区から「特別住民票」が交付された。たまずんは、体長約60㌢、2020年に高津区宇奈根の多摩川で釣り上げられ、縁起物として同館に寄贈された。同館を運営するNPO法人「多摩川エコミュージアムは」クラウドファンディングなどで約129万8千円の資金を集め、特注の水槽などを購入して飼育している。

手数料のキャッシュレス決済10月から 幸区役所で試行後(8/10)

市は10日、住民票の写しなどの手数料のキャッシュレス決済を23日から幸区役所で先行導入すると発表した。同区役所での試行を経て、10月1日から他の区役所や支所区民センターで本格実施する。対象は、戸籍、住民票や市税証明書などの手数料で、クレジットカード2種(ビザ、マスターカード)、Suica(スイカ)、PASMO(パスモ)などの電子マネー13種で支払うことができるようになる。

区役所窓口をデジタル化 来年1月から(6/23)

市は23日、区役所の窓口を来年1月からデジタル化し、転入・転出手続きや住民票の写しの発行などをインターネットで申請できるシステムを導入すると明らかにした。新システムは、事前に専用サイトで入力した申請内容などを来庁時にQRコードで呼び出すことで、手続きの迅速化を図る仕組み。これに伴い窓口のレイアウトや動線を見直し、不慣れな来庁者には操作支援要員がサポートするが、従来の紙申請も選択できるようにする。

宮前市民館・図書館25年度開館へ 基本計画案公表(5/28)

市は28日、宮前区の東急電鉄鷺沼駅前へ移転を決めている宮前市民館と図書館について2025年度オープンを目指す基本計画案を公表した。新ホールは定員910人の現ホールの利用状況を踏まえ、定員600人と200人のホールとする。駅前スペースを有効利用するため、図書館の閉架図書の保管については市立図書館全体の共同書庫の別の場所への新設を検討。市民館と図書館は37階建て再開発ビルの3~5階に入り、24年度に内装工事に着手したいとしている。

ストリートピアノで楽しい公共空間演出 ルフロン駅前広場で社会実験(9/21)

道行く人が自由にピアノ演奏を楽しめるストリートピアノが川崎駅東口駅前広場(ルフロン前広場)に14日に登場し、社会実験として10月6日まで続けられる。市が「誰もがいつでも楽しめる公共空間をつくりたい」と、市教育文化会館で約半世紀にわたり使われていたアップライトのピアノを活用し、トレーラーハウスを利用した図書館スペースやソファ、ハンモックとともに設置。「一曲を弾いたら次の人と交代」というルールも何となくでき、多くの人が楽しんでいる。設置時間は午前11時~午後8時。

37階と20階建てビル 鷺沼駅前再開発アセス公告(8/13)

東急田園都市線鷺沼駅前再開発事業の環境影響評価(アセスメント)の方法書が13日公告された。再開発計画は、駅前街区と北街区に各1棟の高層ビルを建設し、両ビルで計530戸の住宅を計画。駅前街区は地上37階建て、高さ146㍍のビルで、低層部には商業施設、3~5階に市民館や図書館、ホールが入る。北街区は地上20階建て、高さ92㍍のビルで、2~5階に宮前区役所の移転が計画されている。計画は現在のバスロータリーや大型商業施設など約1.9㌶が対象で、2017年に東急電鉄のほか、JAセレサ川崎、横浜銀行などで準備組合を設立し、19年度中の都市計画決定、21年度工事着手を目指している。

宮前区役所移転案に反対意見1万3千余通(3/6)

東急田園都市線鷺沼駅前(宮前区)での再開発事業に合わせて区役所などを移転する基本方針案について、同区民らでつくる「鷺沼駅前再開発と区役所移転を考える会」(小久保善一共同代表)は6日、1万3858通の市民意見(パブリックコメント)を集め市に提出した。2月22日から3月6日までの短期間にこれだけ集まったのは市民が納得していないことの表れとしている。市民合意を図ることや現在の市民館・図書館は残してほしいなどの意見が多かったという。

宮前区役所等の移転説明会で疑問や批判の声(2/10)

市は9、10日、宮前区の区役所、市民館、図書館を東急田園都市線鷺沼駅前の再開発事業に合わせて移転する基本方針案について市民説明会を開き10日は市民ら約320人が出席した。市は基本方針案について、施設の老朽化やアクセスの不便さが指摘されており、区民アンケートの意見などの集約を経て決定したとしている。住民からは「移転の理由がはっきりしない。民間の再開発ありきの計画ではないか」「現在地は区のほぼ中央、鷺沼駅は南端でかえって利便性が悪くなる」といった疑問や批判が出された。

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