ミュージアム美術品水没 市長らに損害請求(10/1)

昨年10月の台風19号で市市民ミュージアム(中原区)の地下収蔵庫が浸水し、収蔵品の9割近くが水没した問題で、市民団体「かわさき市民オンブズマン」は、市長や指定管理者らに20億円を請求するよう市に求める住民訴訟を横浜地裁に起こした。提訴は9月2日付。同館は多摩川沿いの低湿地にあり、ハザードマップでも浸水が想定されていたため、地下に収蔵していなければ被害は食い止められたとしている。収蔵品の総額は約42億円とされ、損害額は少なくとも半分の20億円に上ると見積もった。

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