差別投稿へ賠償金増額 東京高裁判決(5/12)

在日コリアンであることを理由に差別的な投稿で人格権を侵害されたとして、当時市内の中学生だった中根寧生さん(18)が、大分市の男性に300万円の損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決が12日、東京高裁であった。同高裁は「人種差別に当たり、人格権の違法な侵害」と認め、1審の91万円の賠償額を変更し130万円の支払いを命じた。中根さんは2018年、平和イベントに参加しラップで在日コリアンへの偏見をなくそうと訴え、地元紙に掲載された。大分市の男性は自ら開設したブログにそのネット記事を引用し「悪性外来寄生生物種」などと投稿した。

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