混浴年齢制限下げ条例案で意見募集(6/10)

市は10日、公衆浴場で混浴ができる子どもの年齢制限を現行の「9歳以下」から「6歳以下」に引き下げる条例改正案について、意見の公募を始めた。厚生労働省が昨年、子どもの発育状況などを踏まえ公衆浴場の管理要領を見直し、混浴させない目安を「おおむね10歳以上」から「おおむね7歳以上」に変更したのを受けたもので、市内には現在、年齢制限の対象となる銭湯などは49施設ある。締め切りは7月15日

「日本人への差別的言動での立法事実はない」 本会議で市長答弁(6/9)

9日の市議会本会議の代表質問で自民党吉沢直美議員は、市差別のない人権尊重のまちづくり条例で外国ルーツの人たちへのヘイトスピーチだけが罰則の対象とされていることに疑問と不満が寄せられているとして見解を求めた。福田市長は、条例での規制は本邦外出身者の排斥を訴えるデモが繰り返され平穏な生活が脅かされたことによるもので、日本人に対する差別的言動については現時点でそうした立法事実はないとの認識を示した。

ワクチン大規模接種始まる 受け付け滞り行列も(6/7)

中原区のNEC玉川ルネッサンスシティホールで7日、新型コロナウイルスワクチンの大規模接種が始まった。初日は予約した高齢者ら1980人が接種を受けたが、接種での大きなトラブルや予診などでの混雑はなかったが、入り口での受付処理に時間がかかり、一時会場の外に長い行列ができた。会場には14の接種レーンが設けられ、医療従事者70人を含む計120人のスタッフが運営に当たった。

12歳以上の全市民に接種券 今月中に発送(6/7)

市は7日、12歳以上の全市民約106万人に新型コロナウイルスワクチンの接種券を6月中に発送すると発表した。職場や大学での職域接種が新たに始まるのを受け、接種券を持たないことで接種機会を喪失するのを避けるため。発送予定日は60~64歳(約8万人)14日、40~59歳(約47万人)21日、12~39歳(約51万人)28日。予約開始日は未定。市医師会の岡野敏明会長は「個別接種を担う協力医療機関が電話に対応できない。かかりつけ医への予約は診療時に」と協力を求めた。

めぐみさん一日だけの写真展 横田滋さん一周忌(6/5)

北朝鮮に拉致された横田めぐみさん=失踪当時(13)の父滋さんが87歳で亡くなって1年となる5日、市は川崎駅北口自由通路で1日だけの写真展を開いた。毎年市内7区で開いている写真展「めぐみちゃんと家族のメッセージ」の一環。1976年に撮影された新潟県佐渡市の草原で微笑むめぐみさんの写真など新たな10点を含め、妻早紀江さんと同じマンション(川崎区)の支援団体「あさがおの会」が管理する50点が展示された。

ワクチンロス対策で事前登録制度 7日から受け付け(6/2)

市は2日、新型コロナワクチンを無駄にしないための「ワクチン接種協力者バンク」を設けると発表した。近隣の医療機関での個別接種でキャンセルが出た場合、事前に登録しておくと連絡がくる。7日午後1時から登録の受け付けを始め、早ければ翌週から運用を始める。市の「ワクチン接種協力者バンク」に登録できるのは①接種券が手元にある②接種を1回もしていない③接種の予約なしの条件を満たす人で、当面は65歳以上の市民が対象。

コロナワクチン接種65~74歳予約始まる(6/1)

新型コロナウイルスの高齢者向け接種で、市は1日、65~74歳の市民約15万人を対象に、大規模接種と個別接種の予約受付を始めた。大規模接種は午後6時時点で約1万件の予約が入ったが、コールセンターと予約サイトに大きな混乱はなかった。大規模接種は6月7日~7月4日にNEC玉川ルネッサンスシティホール(中原区)で行う予定で、5万4千回分の予約枠がある。

新議長に橋本氏、副議長に織田氏 市議会(5/31)

市議会は31日、議長に自民党の橋本勝氏(47)を、副議長に織田勝久氏(59)を選出した。両氏とも正副議長選で、共産党の市議を上回る支持を得た。橋本議長は多摩区選出で2007年に初当選、現在4期目。織田副議長は宮前区選出で03年に初当選、現在5期目。会見で橋本議長は「税源、財源の面で不利な政令指定都市の問題について、議論を深めたい」、織田副議長は「議会の情報発信力を高めたい」と語った。

冷蔵庫温度上昇150回分のワクチン廃棄(5/29)

市は29日、新型コロナウイルスの集団接種会場で、ワクチンを入れた解凍用冷蔵庫の温度が規定を超えて上昇したとして、150回分のワクチンの廃棄を発表した。28日午後6時20分ごろ、市教育文化会館で市職員が解凍用冷蔵庫の温度が8.2度を示しているのを確認。解凍の温度は2~8度と定められており、別の冷蔵庫に運び入れたが、温度上昇から1時間以上が過ぎていたため廃棄を決めた。同会館では1日140人の接種を実施。翌日の接種に備えていたもので、原因はわかっていない。

登戸・児童殺傷から2年 学校でミサ、現場で献花(5/28)

多摩区の路上でスクールバスを待っていた私立カリタス小学校の児童ら20人が殺傷された事件から28日で2年。この日学校では追悼のミサが行われ、事件現場のJR南武線登戸駅近くでは発生時間の午前7時半過ぎから市民らが訪れ献花し、犠牲になった児童(当時11)と別の児童の保護者で外務省職員|当時39)の冥福を祈った。

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