「5G」を救急医療に活用 聖マリで実証実験(12/2)

聖マリアンナ医科大学(宮前区)は2日、高速大容量の第五世代(5G)移動通信システムを特定エリアで扱える「ローカル5G」を救急医療に活用する実証実験を、同医大病院救命救急センターで始めると発表した。鮮明な映像や画像を高速で送れる特性を生かし、高性能カメラや医師の目元のカメラで模擬患者を遠隔診断、CT画像やX線動画も時に共有する。1億6500万円の費用は国の補助。ITサービスの「トランスコスモス」(東京)が統括、NTTドコモが5G基地局を提供、市職員も立ち会う。

「添い寝は身体的虐待」障害児施設事故死で審議会(11/29)

障害児支援施設「市中央療育センター」(中原区)で2016年、短期入所の当時9歳の男児が就寝中に死亡した問題で事故を検証する有識者会議が29日開かれ、事故当時の添い寝の状態が「児童福祉法上の身体的虐待に当たる」との口頭報告が市児童福祉審議会からあった。17年にセンターの運営法人が出した報告書では、重度の知的障害のあった男児に女性職員が背後から手足を絡ませて添い寝したとし、事故原因を「職員が寝込んでしまった過失」と結論付けていた。

保育園職員らに定期的なPCR検査 12月下旬から(11/26)

市は26日、新型コロナウイルスワクチンを接種していない市内の公私立の保育園や幼稚園の職員らを対象に、12月下旬から定期的なPCR検査を行うと発表した。区役所を通じて週1回検査キットを配り、陽性でないことを確認してもらい。園児らの安全確保と施設の安定運営を図る。児童養護施設などを含む子どもに関わる市内約千か所の施設が対象で、実施期間は来年3月末まで。

「生活者起点で市政運営」3期目福田市長施政方針演説(11/26)

福田市長は26日の市議会定例本会議で、3期目初の施政方針演説を行った。デジタル化などの新しい技術の良さを取り入れ、対面での市民とのつながりも大切にしながら「生活者起点で市政を運営する」とし、「現場主義と対話」を掲げた。新型コロナウイルス感染症の影響で1年半以上市民と直接対話する機会が失われたとし、「私や職員はあらゆる現場に足を運び、対話する姿勢を改めて大事にする」と強調した

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