福田市長新型コロナ陽性判明 19日まで自主療養(8/10)

市は10日、福田市長(50)の新型コロナウイルス陽性が抗原検査で判明したと発表した。9日夜に帰宅後37.8度の熱があり、抗原検査キットで陽性が判明、翌10日はリモートで執務した。症状は軽症、医療機関の業務逼迫を避けるため、受診はせず19日までセルフチェックで「自主療養」する。市職員に3人の濃厚接触者がいたという。

コミュニティー交通導入へトライアル運行を支援(8/9)

地域住民が取り組むコミュニティー交通の導入を進める市では、設定したルートで車両を走行させ、住民が利用することで正確なニーズ把握などを目指すトライアル運行の実施に向けて支援する。9日に神奈川トヨタ自動車(横浜市神奈川区)と協定を締結、費用を最大150万円補助し、必要に応じて車両を提供してもらう。本年度中に宮前区平地区と麻生区片平地区でトライアル運行を実施の予定。

 地域文化財「乙女文楽」の若手公演 人形劇団「ひとみ座」(8/8)

市の地域文化財「乙女文楽」の若手公演が8、9日に市自治総合会館ホール(中原区)で開催される。乙女文楽は、男3人がかりで一体の人形を使う人形浄瑠璃「文楽」を一人でも演じられる形にし、大正末期から昭和初期に文楽の人形遣い五世桐竹門造らが考案した。技芸を伝承するのは市を拠点に活動する人形劇団「ひとみ座」。今回、若手や中堅の育成を目標に源義経にまつわる舞踊劇と母娘の絆を描く人情劇の2演目を公演する。

日本国際バレエフェス開幕 カルッツかわさき(8/8)

川崎から世界へ羽ばたくバレリーナ、ダンサーを育成する日本国際バレエ協会主催の「日本国際バレエフェスティバル」が8日、カルッツ川崎(川崎区)で開幕した。8~11日のコンクールにはクラシックバレエ、ジャズダンスなど4ジャンル計14部門で男女326組が参加。11日は国際的に活躍するダンサーのガラコンサート、14~19日は市国際交流センターでワークショップ(中原区)を開く。

子ども食堂支援へSDGs推進協定 市とフロンターレ(8/7)

市と川崎フロンターレは7日、SDGs(持続可能な開発目標)の推進に関する協定を結び、子ども食堂の支援を始める。市内の企業などの協力を得て、食材提供や保管場所の確保などに取り組み、様々な課題の解決策を提案し、子ども食堂と企業などのマッチングを行う。フロンターレの吉田明宏社長は、サッカークラブとしてだけでなく、地域の社会インフラとして役割を果たしていきたいと述べた。

最優秀賞にCDデビュー 「学生バンドオーディション」募集(8/6)

中原区で毎年開催される音楽イベント「In Unity」の実行委員会の主催で、「カワサキ学生バンドオーディション」の募集が始まった。最優秀に選ばれるとCDデビューでき、昨年は県立麻生総合高校の生徒4人組バンド「リユニオン」が受賞。メンバー3人以上、半数以上が学生、1人以上が市内在住か在学が条件。最優秀受賞バンドはタワーレコードグランツリー武蔵小杉店でCD発売するほか、来年1月開催の同音楽イベントに出演できる。9月30日締め切り。

英捕虜追悼「最後のメッセージ」 関田寛雄牧師(93)(8/6)

第2次世界大戦で旧日本軍の捕虜となった外国人兵士ら1700人以上が眠る英連邦戦死者墓地(横浜市保土ヶ谷区)で毎年夏に開かれる追悼集会で、27年間追悼の辞を読み上げてきた牧師の関田寛雄さん(93)が6日、最後のメッセージを述べた。捕虜の扱いを謝罪、不戦と共生を誓い、ロシアのウクライナ侵攻の即時停止を訴えた関田さんは、本市で伝道活動を始め、戦争に翻弄され、差別に苦しむ在日コリアンが多く住む地域で人権運動や生活支援に取り組んだ。

初のシェアオフィス開設 殿町に市産業振興財団(8/5)

市産業振興財団はライフサイエンス系の研究機関や企業が集積する殿町キングスカイフロント(川崎区)にシェアオフィス「殿町コネクト」を初めて開設した。同施設の立地機関との共同研究を実施、予定する企業やライフサイエンス系のスタートアップなどの事務オフィスとしての利用を想定。約50㎡のスペースに14席程度を用意、入会金1万1千円、月額利用料金1万5400円~3万3000円。

半旗掲揚に市と市教委へ抗議 川崎労連(8/5)

市教育委員会が安倍元首相の葬儀に合わせて、全市立学校に半旗掲揚を依頼したことについて、川崎労働組合総連合(川崎労連)は5日、市と市教委に抗議を行った。抗議文は半旗の掲揚が生徒らに与えた影響を懸念し、市教委から各校への依頼に強制力が働いた可能性を指摘した。福田市長が定例会見で半旗掲揚が政治的中立を侵すとは思わないと述べたことも、行政の長として極めて不適切で思慮が浅いと批判した。

麻生区黒川に初の大型稽古場 日本オペラ振興会(8/5)

西洋のオペラを上演する「藤原歌劇団」と日本のオペラを上演する「日本オペラ協会」との合併統合で1981年設立の公益財団法人日本オペラ振興会(本部・東京都渋谷区)が麻生区黒川に初の大型稽古場を新設した。鉄筋コンクリート造り地上3階建て、延べ面積約1151㎡、3階に約350㎡の稽古場、2階には歌の練習などに使う約50㎡のレッスンルームがある。近くに「劇団民藝」の稽古場があり協調しての黒川での芸術振興が期待される。

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