人権相談子ども関連が増加96件 オンブズマン等24年度報告書(5/28)

市市民オンブズマンと市人権オンブズパーソンは28日、2024年度の運営状況の報告を市長に行った。人権オンブズへの相談は151件(前年度比36件増)、子ども関連が96件(同22件増)の最多で「学校や施設などの対応」35件、「いじめ」15件、「虐待」10件。市民オンブズへの苦情申し立ては88件(同21件減)、最多は「職員対応」の23件、処理件数は71件で申し立ての趣旨が認められたのは16件。

市の将来人口ピーク2035年159.3万人 前回推計比1.3万人減(5/28)

市は将来人口推計を28日発表し、ピーク時の市内人口が2035年頃に約159.3万人(22年推計比1.3万人減)となる見通しを示した。駅周辺を中心とした拠点開発の進捗等により市の人口は当面増加傾向をたどり、ピーク時以降は自然減が社会増を上回り人口減少へと転換。年少人口は20年頃約19.0万人、生産年齢人口は30年頃約106.5万人、老年人口は50年頃約46.5万人がピークと想定。65歳以上の人口割合は25年頃20.7%となり、間もなく「超高齢社会」の到来を想定。

ごみ排出量の少なさで政令指定都市1位 4年ぶり(5/27)

市は27日、ごみ排出量の少なさ(環境省調査)で令和5年度に政令指定都市1位を4年ぶりに達成したと発表した。その背景として臨海部にプラスチックリサイクル事業者が複数立地しており、各事業者がリサイクルできる量の合計が国内最大級で市民が1年間に排出するペットボトルの約7倍、プラスチック資源は約14倍リサイクル可能とし、国内プラスチックリサイクル量(約200万t)の1割以上を処理できる施設の集積があるとしている。

生成AIの全庁利用7月から 研修受講などルール化(5/27)

市は6月以降、従来のOfficeの代替製品であるMicrosoft365に順次移行するに伴い、付帯する生成AIサービスを7月から全庁で利用開始すると27日発表した。昨年7月から部分導入してのアンケート結果で「自分では気づかないアイデアや回答が得られた」等の効果が確認され、約9割の職員が「今後も生成AIを利用したい」と回答し、全庁導入を決めた。利用開始に合わせてガイドラインを改定、必ず研修を受講することや個人情報等を入力しないなどのルールを定める。

「公害・環境、健康、まちづくりフェスタ」30回で幕 運営資金難(5/25)

今年で30回目を迎える「公害・環境、健康、まちづくりフェスタ」が25日、JR武蔵溝ノ口駅(高津区)前のペデストリアンデッキで開かれた。1999年の川崎公害訴訟の原告勝訴を契機に始まった同フェスタは和解金を充てていた運営資金が減少、四半世紀の歴史に幕を下ろす。今年は市民目線にこだわった教員の未配置問題や等々力緑地の再編整備計画の課題などの展示がある一方、市の業務委託が来年度終了する「川崎・横浜公害保健センター」の展示はない。

NHK受信契約漏れ102台 庁内テレビや公用車カーナビ(5/23)

市は23日、庁内に設置しているテレビやテレビ放送を受信できる公用車のカーナビなど計102台で、NHKの放送受信契約を結んでいなかったと発表した。全国の自治体で契約漏れが報じられておりNHKからの要請で調査の結果、テレビ48台、カーナビ54台で契約漏れが判明した。テレビは会議用モニターなどとして使われテレビ放送の視聴はほとんどなく、業務上必要ない場合は調達時の仕様書にその旨明記するなどして再発防止を図るとしている。

水道料金引き上げも 市審議委中間報告(5/22)

市は22日、市上下水道事業経営審議委員会に諮問していた水道料金の見直しについて、中間報告を発表した。固定費は基本料金で回収することが原則だが、現状はその大部分を従量料金で回収しており、受益者負担の公平性と安定的経営の確保の観点から課題があり、固定費を回収する基本料金の引き上げを検討する必要があるなどの意見が出た。同委員会は年度内に市に答申し、26年度以降料金制度の改定を行う方針。

福田市長に4選出馬要請 「発展を考える会」(5/21)

10月26日投開票の市長選に向け、市内各団体の代表者らによる政治団体「川崎の発展を考える会」が21日、福田紀彦氏(53)に4選出馬を求める要請書を手渡した。同会は2017年設立、現在約200人が加盟、同年と21年に続き3回目の要請。福田市政について市民の信頼を得て着実に成果を挙げており、発展を継続するためリーダーとして市政の舵取りを担ってほしいとしている。この日、県宅建政治連盟の川崎3地区連盟も出馬要請した。

飛鳥時代復元倉庫を特別公開 「橘樹歴史公園」1周年記念(5/18)

市は18日、全国初の飛鳥時代復元倉庫などを備えた「橘樹(たちばな)歴史公園」(高津区)のオープン1周年と「橘樹官衙遺跡群」が2015年に市内初の国史跡に指定されて10周年を迎えることを記念して、通常は非公開の倉庫内部を特別公開する。同公園は、7~10世紀の役所跡などが発見され、柱を使わずに板材を組んで屋根を支える板校倉造りの倉庫や倉庫の柱の一部が復元されている。入園無料、午前10時半~午後3時。

特別市制度認知度向上へ 情報発信「かわさきFM」(5/15)

新たな大都市制度の「特別市」を知ってもらおうと市は15日から、かわさきFMの地域密着番組「かわさきホット☆スタジオ」で、これまでの取組みや最新情報を伝える生放送を始めた。市民の特別市への認知度向上を図るためで。番組は午後3時半~同4時、2か月に1度の全6回で、市の担当職員の課題や国の動向の紹介、イベントの告知など必要な情報を発信する。放送日時は5/15、7/10、9/11、11/13、来年1/15、3/12(いずれも木曜日)、当日の同11時から再放送。

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