「ふれあい館」にヘイト年賀状届く(1/6)

市の多文化交流施設「市ふれあい館」(川崎桜本)に、在日韓国人らに危害を加えることを示唆する内容の年賀はがきが届いていたことが分かった。福田市長が6日の定例会見で明らかにしたもので、「在日韓国朝鮮人をこの世から抹殺しよう。生き残りがいたら残酷に殺していこう」と書かれていた。施設側は6日、県警に相談し、市は事実確認を急ぎ、被害届を出すことを含め対応を検討しているという。

高津区職員刺し男逮捕 生活保護窓口(11/28)

28日午後4時ごろ、高津区役所職員から「包丁を持った男がいる」と110番があり、高津署員が駆け付けると男性職員(60)が左腕を刺されていた。同区末長に住む無職の男(28)が別の職員らに取り押さえられており、同署が殺人未遂と公務執行妨害の疑いで現行犯逮捕した。男は区役所4階の生活保護担当の窓口に男性職員を呼び出し襲ったという。男性職員は病院に搬送され2週間のけが。

児童ら無差別殺傷 登戸2人死亡(5/28)

28日朝、多摩区登戸新町の路上で、男(51・麻生区多摩美)が登校中の小学生と保護者ら19名を刃物で襲い、私立カリタス小6年の女児(11)と外務省男性職員(39)の2人が死亡した。市消防局では119番通報で、午前7時54分多摩消防署の指揮隊が現場に到着、大量のけが人などが出た際に限られる「大規模救急出場」を初めて指令、救急車や消防車など計28台が出動し、現場に救命用テントを設営。後続隊が現場で治療の優先順位を決める「トリアージ」を行い、消防隊員や市内の病院から派遣された災害派遣医療チーム(DMAT)の医師らが対応した。多摩区役所は事件発生後、近隣の29保育園に散歩などの外出禁止を電話で要請、下校時に青色灯をつけた区のパトロールカーなどが巡回した。市教育委は近隣の小中学校などに電話で児童生徒の安否を確認、現場近くの小中学校には下校時に市教委の職員を派遣した。

「ながらスマホ」で自転車衝突死 元女子大生に有罪判決(8/27)

昨年12月麻生区でスマートフォンと飲み物を持ちながら電動アシスト自転車に乗り、歩行者に衝突して死亡させたとして、重過失致死罪で在宅起訴された元女子大生被告(20)に、横浜地裁川崎支部は27日、禁錮2年、執行猶予4年(求刑禁錮2年)の判決を言い渡した。被告は歩行者専用道路で電動アシスト自転車を運転し、スマホの操作などに気を取られ前方不注意で当時77歳の女性に衝突し、2日後に死亡させた。

ミューザ天井崩落で市の請求棄却(5/31)

東日本大震災でミューザ川崎シンフォニーホール(幸区)のつり天井の一部が崩落したのは施工不良が原因として、市が建築主の都市再生機構(UR)と清水建設など施工業者7社に対して約21億9千万円の損害賠償を求めた裁判で横浜地裁は31日、市側の請求を棄却した。判決理由で「つり天井を支えていた金具が破断して外れたことが崩落の原因とは断定できず、建物の安全性を損なう瑕疵があったとは認められない」とした。

京急踏切事故1年 非常ボタン利用増(4/15)

京急八丁畷駅(川崎区)近くの踏切で銀行員ら2人が死亡した事故から15日で1年がたった。事故は警報機が鳴り始めてから踏切内に入った男性(当時77歳)を銀行員(当時52歳)が気づいて救出に向かい、2人とも快速電車にはねられた。事故後は踏切の非常ボタンが押された回数が増加しており、京急は「今後もボタンの重要性を訴えていきたい」としている。

中1殺害から3年 献花今も続く(2/20)

川崎区の多摩川河川敷で中学1年の上村遼太さんが殺害された事件から20日で3年となった。現場となった河川敷は月命日などには今でも献花台が設けられるが、この日は未明から市内外の人たちが訪れ上村さんの死を弔い、事件を風化させないことなどを訴えた。

女子大生スマホ運転で自転車衝突女性死なす(12/13)

麻生区で7日、電動自転車と歩行者がぶつかり、その後歩行者が死亡する事故があり、麻生署が重過失致死の疑いで、電動自転車の女子大生を書類送検する方針を固めたことが13日分かった。女子学生は運転中にスマホを操作、前方不注意で歩道を歩いていた近くに住む77歳の女性と衝突、女性は転倒し頭を強打し病院に搬送後、死亡した。

同じ幼稚園2児死亡 原因特定できず(6/14)

市は、川崎区の私立幼稚園に通っていた同じクラスの男児と女児の計2名が死亡したと発表した。市は感染症による病死の疑いがあるとして原因を調査しているが現段階でウイルスなどの特定には至っていない。同園は川崎大師平間寺が経営する幼稚園で3~5歳の約200人が通う。坂本昇医務監は「他の園児や家族に重篤な症状が出た人はおらず、大きく広がることはない」としている。

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