プロダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」就任 市スペシャルサポーター(3/25)

市制100周年の取組みとして市ゆかりの著名人に市が委嘱する「かわさきスペシャルサポーター」に25日、プロダンスチーム「KADOKAWA DREAMS」が就任した。同チームは中原区が本拠地。国内プロダンスリーグ「Dリーグ」で昨季優勝した。市は武蔵溝ノ口駅がブレイキン(ブレイクダンス)の聖地と呼ばれることから若者文化を後押ししており、ダンスで市や記念事業への愛着を高めることを目指す。

若者文化発信拠点を仮設オープンへ カワサキ文化会館閉館で(3/11)

京急川崎駅前の京急電鉄の施設を活用したカワサキ文化会館(2025年3月閉館予定)の機能を引き継ぐ形で、幸区幸町に来年秋までに新たな若者文化の発信拠点を整備することが11日、市議会文教委員会で明らかになった。同施設は市が保有する道路用地約1660㎡(幸区幸町)を活用し、ダンススペースやバスケットコートなどの整備を想定。28年10月の新アリーナ(1万5千人収容・幸区)開業までの空白期間への対応ため同年9月までの期間限定となる。

故坂本龍一さん呼びかけの「東北ユースオーケストラ」も熱演 被災地支援コンサート(3/11)

東日本大震災で被害を受け休館した「ミューザ川崎シンフォニーホール」(幸区)が復旧支援への恩返しで始めた「被災地復興支援チャリティー・コンサート」が11日、開催された。震災発生時刻に来場者ら約1350人が黙とう。故坂本龍一さんが被災3県の若者に呼びかけ結成した初参加の「東北ユースオーケストラ」、パイプオルガン奏者の松居直美さん、ソプラノ歌手の鈴木美紀子さん、ピアニストの小川典子さんらが熱演。チケット収入と募金約223万円は過去最高で被災地へ全額寄付された。

市民応募の川柳デジタル絵本 「かわさき いろいろ 5・7・5」(3/4)

市民が市の魅力を川柳に詠んだデジタル絵本「かわさき いろいろ 5・7・5」が完成し4日、市役所でお披露目された。6121作品の応募の中から、郷土愛が感じられ、市民の共感が得られるなどを基準に市内のスポットや景色、文化などをうたった8作品を選考、市在住のイラストレーターがイラストを添えた。「収集車ぼくもうたうよ愛の街」、「公平さ円筒分水に教えられ」などの作品は市制100周年記念事業公式ウエッブサイトで公開。

岡本太郎賞に熊本のつんさん 段ボールで空想のまち表現(2/16)

岡本太郎の遺志を継ぎ、新時代を創造する作家を顕彰する「第27回岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)」が16日発表された。最高賞の岡本太郎賞は熊本県菊池市のつんさん(42)で、段ボールの団地を4.5㍍に積み上げ空想のまちを表現したインスタレーション「今日も『あなぐまち』で生きていく」が選ばれた。次点の岡本敏子賞は東京都港区の三角瞳さん(35)の「This is a life.This is our life.」。国内外から621点の応募があり、22組が入選、特別賞を第1回以降最多の10人に。

「沖縄のこころ」を伝えるシンポ ひめゆり平和祈念館長ら(1/28)

沖縄県は28日、「沖縄のこころ」を同県内外に広く知ってもらう催しをシネマコンプレックス「チネチッタ」(川崎区)で開いた。「御万人(うまんちゅ)ぴーすふるアクション」の一環で川崎沖縄県人会が協力。1部は歌やエイサーで平和を願う心を伝える「うたらな平和」。2部は「ひめゆり平和祈念資料館」普天間朝佳(ちょうけい)館長、沖縄出身で日系3世歌手のアルベルト城間さん、カンボジアで働く那覇市出身の小児科医嘉教真理子さんがパネリストのシンポジウム「かたらな平和」。

ツバキの屏風を市に寄贈 日本画家・大矢さん(麻生区在住)(1/24)

川崎市市民文化大使で麻生区在住の日本画家、大矢紀(のり)さん(87)が24日、ツバキを描いた屏風を市に寄贈した。作品名「大樹(たいじゅ)・五色(ごしき)八重(やえ)咲(さき)散(ちり)椿図(つばきず)」、縦1㍍72、横3㍍60の大作で一つの株から赤や白、ピンクなど五色の花を咲かせるツバキが描かれている。ツバキは「市民の木」。市立千代ヶ丘小学校(麻生区)にある市指定「まちの樹50選」にも選ばれた樹齢推定300年のツバキがモデルという。屏風は市長応接室に飾られる予定。

市制100周年・全国都市緑化フェアにちなむ企画も 「川崎・しんゆり芸術祭」(1/18)

16回目の「川崎・しんゆり芸術祭(アルテリッカしんゆり)」について実行委員長の富山省吾・日本映画大学理事長らが18日、記者会見した。期間は4月7日~5月12日、麻生・多摩区の7会場で音楽、演劇、伝統芸能など32演目43公演を予定。7月の市制100周年、秋の全国都市緑化かわさきフェアにちなみ、川崎郷士・市民劇「百年への贈り物~川崎市誕生ものがたり」、「『緑と水のアート』緑と水の映画祭inしんゆり2024」なども企画されている。

地域に根差した文化財 新たに27件(12/27)

市教育委員会は、市地域文化財に新たに27件を決定した。市民生活や地域風土に根ざして継承されてきた文化財を顕彰・記録する「市地域文化財顕彰制度」(2017年創設)に基づくもので、同文化財の総数は240件となった。新城小学校(中原区)の校庭で保管されていた「八百八橋」と呼ばれる石の橋板や川崎大師平間寺(川崎区)の弘法大師一千御忌供養塔、菅町会(多摩区)の火の見及び半鐘などが選ばれた。

アートコミュニケータ「ことラー」募集 東京芸大と連携(12/17)

来年の市制100周年に向け東京芸術大と連携する市は、新しいアートコミュニティ形成プロジェクト「こと!こと?かわさき」を始める。このプロジェクトの主体となるアートコミュニケータ「ことラー」を17日から来年2月2日まで募集する。「ことラー」は対話をしながら市内の文化資源を活かして、人・モノ・こと・場所をつないでいく。活動期間は最長3年間。任期後は各自で活動する場を探し、培ったノウハウや人脈を生かしてもらう。

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