「おさかなポスト」今月で廃止 「さかなの家」閉園で (3/31)

多摩区稲田公園にある「おさかなポスト」が31日、廃止された。同ポストは家庭で飼えなくなった魚などを受け入れ、飼育できる人を探すもので、ポストが設置されている「市さかなの家」が同日閉園になったことによる。さかなの家は、アユやコイなどの稚魚を育てる畜養池として川崎河川漁業協同組合が1984年に開園したが、敷地内にあるいけすの老朽化や漁協の高齢化などで昨年市に閉園を申し出ていた。施設の廃止により、今後はNPO法人{おさかなポストの会」(同区生田)の飼育管理事務所で対面方式での引き取りに変更する。

81人立候補届け出 市議選告示(3/29)

市議選が29日告示され、定数60に対して前回よりも6人少ない81人が立候補を届け出た。内訳は現職48人、元職3人、新人30人で、女性が17人で約21%。党派別では自民党が前回より1人増の20人、立憲民主党と国民民主党の公認・推薦候補で構成する「みらい」が2人増の15人、公明党が2人減の11人、共産党が1人増の12人、日本維新の会、希望の党、神奈川ネットワーク運動がいずれも1人で、幸福実現党や「明日の川崎」「読書の党」からも各1人、無所属は18人。

認可外幼稚園閉園方針撤回し継続へ(3/29)

川崎区の認可外幼稚園「A.L.C.貝塚学院」が新年度直前に保護者に閉園を通知し、混乱が広がっていた問題で園の運営会社「アメリカンラングエイジセンター」は29日、同市で太陽光発電などを手掛ける会社「サン」(同区)に園の事業を譲渡し継続することを明らかにした。同センターは1974年に設立し、英語教育に力を入れていることで知られ、約300人の園児を抱えていた。背景には深刻な保育士不足と10月から始まる幼児教育・保育の無償化による対象外施設の運営への影響などがある。

市のホテルシップ誘致 アジア最大クルーズ客船会社と覚書締結(3/29)

2020年東京五輪・パラリンピック開催に合わせてホテル誘致を目指している市は29日、アジア最大のクルーズ客船会社「ゲンティン香港」(本社・香港)を協議対象者に決め、覚書を締結した。客船「エクスプローラードリーム」(7万5338㌧)を来年7月23日~8月9日の18日間、川崎港東扇島に停泊させる計画で、今後同社と協議を進める。同船は横浜港発着クルーズを行っていた客船を改装、グレードアップして来月就航予定。客室数約930室、乗客定員1870人。

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