「FM大師」川崎区を主放送地域に開局 94.9MHz(9/30)

川崎区を主な放送地域にしたコミュニティFM局「FM大師」が30日、開局した。送信周波数は94.9MHz、送信出力は20W、放送時間は7時~22時まで全生放送(年内は短縮放送)。広告収入を主とする商業放送で(㈱)FM大師が運営。暮らしに直結したまちの旬な情報をきめ細かくカバーして発信するほか、地域限定の防災メディアとしてピンポイントの防災情報を住民に届け、すべて自主製作で放送する。

50階建てタワーマンション2棟 武蔵小杉駅北側28年完成予定(9/27)

三菱地所レジデンス(東京都)などは27日、武蔵小杉駅北側エリアで開発中の分譲マンション「ザ・パークハウス武蔵小杉タワーズ」の概要を発表した(2028年完成予定)。駅から徒歩3分、敷地面積約2万平方㍍、地上50階地下1階の2棟で総戸数1438戸(各719戸)。日本医科大学地区を活用した再開発プロジェクトで教育・医療・商業施設に区分けされた「まち一体型複合開発」。地域との共存を目指し緑豊かなオープンスペース、保育所や高齢者向け住宅、スーパーマーケットなどを設け、太陽光発電パネルを搭載。

能登半島地震廃棄物受け入れ開始 浮島処理センター(9/27)

今年1月の能登半島地震で損壊した家屋等の解体や撤去で、大量に発生した災害廃棄物の受け入れ処理が27日から浮島処理センター(川崎区)で始まった。輪島市と珠洲市の廃棄物約8トンが市と横浜市所有の鉄道輸送コンテナを活用して石川県内から都内の貨物駅に運搬、トラックで浮島に輸送された。能登半島地震の廃棄物は推計332万㌧、市が1年間に処分するごみ約33万7千㌧の10倍近くに上り、同県と環境省の要請を受け東京都と横浜市と連携して広域処理することを決めている。

市ゆかりのパリ五輪メダリストにスポーツ特別賞(9/20)

市は20日、パリ2024オリンピック大会でメダルを獲得した市ゆかりの4選手に市スポーツ特別賞を贈呈した。4選手は、ブレイキン女子金メダルのAMI(湯浅亜実)さん、レスリング男子グレコローマンスタイル60㌔金メダルの文田健一郎さん、卓球女子団体銀メダルの平野美宇さんと張本美和さん。平野さんは活動拠点が市内にあり、他の3人はいずれも市内在住。

「かわさきジャズ」過去最大規模で開幕 今年10回目(9/20)

「多様性」と「コラボレーション」を柱に市独自の音楽フェスティバルとして2015年に始まった「かわさきジャズ」が20日から11月24日まで市内各地で開かれる。今年は過去最大規模で「ジャズは橋を架ける」をテーマに20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベントを用意する。イベントの「顔」となる「BRIDGEアーティスト」には昭和音大4年のサックス奏者渡邉瑠菜さんが公募で選ばれ、発表会で市出身ピアニスト国府弘子さん作曲の「スターランド」を2人で披露した。

社福法人資金流用問題の検証開始 「母子育成会」(9/20)

社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)の前理事長が法人の資金を私的に流用していた問題で、市は20日、同法人の過去の監査などについて検証する外部有識者3人による初会合を開いた。三田村有也副市長の挨拶の後、有識者を代表して田園調布学園大の隅河内司教授が専門的な見地から率直に意見を出して意義あるものにしたいと述べた。調査は法人監査の適正性、市OBの同法人幹部就任の経緯、市有地の無償貸し付けの状況などを中心に行われる。

岡本喜八監督生誕100年を祝う 麻生市民館(9/14)

市ゆかりの映画監督・岡本喜八(1924~2005年)の生誕100年を祝う催しが14日、麻生市民館で開かれ約530人が参加した。監督作の1986年公開の「ジャズ大名」を上映、ジャズバンド「外山喜雄とデキシーセインツ」が同作の挿入歌などを演奏した。トークイベントでは同作に出演した俳優の本田博太郎さん、喜八の次女で女優の岡本真実さん、夫の前田伸一郎さんが監督をしのび思い出話を語った。

9月9日9時9分「平和の鐘つき」 多摩区長念寺で(9/9)

多摩区登戸の長念寺で9日、「平和の鐘つき」が行われ、市民ら約50人が参加した。地元の市民グループ「たま九条の会」など4団体が例年9月9日午前9時9分に戦争放棄をうたった憲法9条の大切さを発信しようと2010年から毎年開催。参加者は順番に鐘楼に登り、それぞれ思いを込めて鐘をついた。その後、本堂で小林泰善住職の挨拶、宗教宗派を超えて平和を希求するNPO法人アーユス仏教国際協力ネットワーク理事長の松本智量さんの講演があった。

かわさき宿交流館の来館者50万人突破 川崎区(9/8)

2013年10月に開館した東海道かわさき宿交流館(川崎区)の来館者が8日、50万人を突破。50万人目の谷浩行さん(中原区)と家族にTシャツやトートバッグなどの記念品が贈られた。同館は江戸時代に東海道五十三次の一つとして栄えた川崎宿の歴史や民俗などの資料を展示。昨年は東海道川崎宿起立400年や開館10周年などで過去最高の5万4千人が訪れた。最近は外国人観光客や街歩きの立ち寄りスポットとしても利用されている。

高津の100年の風景を写真で 大山街道ふるさと館(9/7)

高津区の街の移り変わりを紹介する企画展「懐かしい高津の風景」が市制100周年記念事業の一環として市大山街道ふるさと館で7日から始まった(11月24日まで)。約100年前からの街の風景、イベントなど写真約100枚が展示され、1925年完成の二子橋を祝う様子や62年に岡本太郎が二子神社境内に制作した母かの子の文学碑「誇り」除幕式の写真のほか、かの子の生家・大貫家開業の大貫医院で使われていた時計の展示も。28日には日本地名研究所の菊池恒雄事務局長の記念講演がある。

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