ノーベル賞吉野さん川崎で研究開発(10/9)

リチウムイオン電池を開発した旭化成名誉フェローの吉野彰さん(71)が9日、今年のノーベル化学賞を受賞したことを受け、福田市長は吉野さんが川崎技術研究所で研究開発に携わったことに触れて祝福のコメントを出し、「受賞が市内の研究者の励みとなり、今後の研究開発の進展や産業イノベーションの創出にも弾みがつくと期待している」とした。吉野さんは1982~92年に同研究所に勤め、繰り返し充電できるリチウムイオン電池の原型を完成させた。

森永製菓の特許で体脂肪抑える大福が誕生 川崎区の末広庵(10/9)

川崎区東田町の和菓子店「末広庵」が森永製菓の特許技術を使って新商品の大福「エンゼルのほっぺ」を完成させ、9日に市内外7店舗とインターネット通販で販売する。市は川崎信用金庫などと連携して大企業の開放特許を市内の中小企業の新商品開発支援に活かす取り組みを進めており、その一環。大福に使う餅は時間がたつと固くなり添加物を加えることが多いが、独自の製法により無添加で柔らかさを保ち、特許技術で従来製品よりカロリーを10~15%抑えられるという。1個160円(税込み)で、森永は特許料を取らず末広庵は商品1個につき1円を市民団体「『音楽のまちかわさき』」推進協議会に寄付する。

嫌韓報道を批判 高津区の言論誌「arc」最新号発刊(10/3)

言論誌「arc」を刊行している高津区の出版社レイラインは、最新号を3日全国書店で発売する。市役所で会見した編集長の東郷礼子さんは、日韓関係が」顕著に悪化し始めた4月頃に嫌韓報道を特集に据えることに決め、不要な対立を煽る言説の嫌韓報道には与しないと述べた。表紙の色をれいわ新選組が参院選でイメージカラーにした鮮やかなピンク色にし、キャスターの金平茂紀さんの新連載コラムや鳩山由紀夫元首相のインタビュー、自身による韓国ルポなどが掲載されている。A5版160㌻、税抜き1200円。

ふるさと納税減収対策 フロンターレグッズや工場夜景巡りなど145品目追加(10/1)

ふるさと納税の寄付に伴う住民税の減収が続く市は1日、これまでの返礼品19品目を大幅に拡充し、民間事業者からの提案公募などで新たに145品目を追加すると発表した。2018年の減収額は56億4900万円で全国ワースト4位。新たな返礼品は19年の川崎フロンターレ全選手のサイン入りユニホーム(限定30着。寄付額10万円)、タクシーで臨海部の工場夜景を楽しむツアー(同3万4000円)、川崎ブレイブサンダースの観戦チケット(同9000円)、最高はノンアルコールの「ライスワイン」(24本入り)で同27万5000円以上。民間ネットの専用サイト「ふるさとチョイス」と「ふるぽ」で受け付ける。

テレビ電話で手話通訳 区役所窓口10月1日から試行(10/1)

市は10月1日から区役所を訪れる聴覚障害者への窓口サービスを拡充するため、各区役所と市聴覚障害者情報文化センターをテレビ電話でつなぎ、手話通訳サービスを試行実施する。今年4月から始めた多言語通訳システムを応用し、各区役所・支所の窓口に3台ずつ配備したタブレット端末を介して行う。市では現在、聴覚障害者からの依頼に応じ、各区役所の窓口に同センターから手話通訳者を派遣しており、依頼は月300件程度。これまでは手話通訳者や要約筆記者を事前予約するなどの対応が必要だった。2021年度からの本格導入を目指す。

羽田連絡道路に初の橋桁 20年度完成に向け(9/30)

市は30日、川崎臨海部と多摩川対岸の羽田空港跡地地区を結ぶ「羽田連絡道路」の建設現場を報道陣に公開した。同道路は市の国道409号と都の環状8号を片側1車線でつなぐ計画で2017年に着工した。現在は橋脚全6基が完成し、この日初めて橋桁がかかった。羽田側から2基目となる橋脚の上に千葉県富津市の工場で組み立てられた約70メートルの橋桁を取り付けた。完成時には歩行者専用道路も設けられるが開通は当初より半年遅れ、2020年度内となる見通し。

五輪英国チームを花で歓迎 地下街アゼリア(9/28)

市主催の「花展2019 GO GB~ようこそ英国チーム~」が28日、JR川崎駅東口地下街アゼリアで始まった。来年の東京五輪・パラリンピックで英国チームが市内で事前キャンプを行うことから歓迎の気持ちを表現した。29日までの1次展では草月流の石川龍さんをはじめ、市や各区の文化協会、市内企業、中学、高校の華道部が手掛けた生け花18作品が展示された。

川崎区の訪日外国人病院「不可」 県・市などの検討会中間報告(9/27)

川崎区で医療法人「葵会」(東京都)が訪日外国人に最先端医療を提供する「医療ツーリズム」の専門病院を開設することで、県、市、地元医療関係者などによる検討会(会長・新江良一県病院会長)は27日、専門病院の開設は「現時点で不可」の中間報告書を発表した。医療法上、専門病院は自由診療に特化すれば自由に開設できるが、専門病院の乱立は人材流出など地域医療へのマイナスの影響があり、現時点では認めるべきでないとした。医療ツーリズムの受け入れは、「経営上の効果が期待できる」とし、地域の病院や医療機関の人材や病床数などを踏まえ、「余力の範囲内を原則とすべき」とした。

交通渋滞や風害などに懸念 鷺沼再開発アセスに意見書(9/26)

東急田園都市線鷺沼駅前の再開発計画で、東急電鉄などでつくる準備組合が市に提出した環境影響評価(アセスメント)の方法書について、「宮前区役所・市民館・図書館の移転に反対し、鷺沼駅前再開発を考える会」(小久保善一共同代表)は26日、1万2525通の意見書を市に提出した。意見書では駅前の狭い地域に高層ビルを建設することで一層の交通渋滞が発生する可能性、風害や日照への影響、駅の混雑などへの懸念、災害対策本部となる区役所が土砂災害警戒区域へ移転することへの不安などに言及している。

フロンターレ勝利で車いす1台寄贈 中原区の葬儀社(9/25)

サッカーJ1川崎フロンターレがホームゲームで1勝するごとに、車いす1台を寄贈する活動を始めた中原区の葬儀社「花葬」(大屋徹朗代表)は25日、等々力陸上競技場での14日の対ジュビロ磐田戦の勝利を受け、特別養護老人ホームしゅくがわら(多摩区)に車いす1台を贈呈した。8月に花葬からフロンターレのオフィシャルスポンサーにちなんだ地域貢献として特養などに車いすを寄贈したいと申し出があり、フロンターレも賛同、寄贈式にはマスコットキャラクターのふろん太くんも駆け付けた。