東海道川崎宿起立400年を記念して21日、川崎区内で初の謎解き街歩きイベント「川崎400年の秘宝」が川崎青年会議所の主催で開催、約1500人が訪れ賑った。ゲーム感覚で街の歴史や魅力を発見してもらおうと、JR川崎駅かわさきテラス、カワスイ川崎水族館、ホテル縁道、銀柳街、東海道かわさき宿交流館、カワサキ文化会館に設置された「謎」を解いて回る企画。ゴール先着500人に菓子などや、抽選で川崎ブレイブサンダースのユニホームや縁道の宿泊券などをプレゼント。
市議選2件の異議申し出棄却 市選管(5/19)
4月に投開票された市議選の異議申し出2件について市選挙管理委員会は19日、いずれも棄却したと発表した。高津区選挙区で国民民主党新人の鈴木明伸氏は15票差の次点で最下位当選者の有効票に疑義があるとして当選無効を求めたが、無効となる事実はないとした。宮前区選挙区で供託金没収の基準得票数に30票届かず落選した無所属新人の小長井哲也氏は無効票に自身の票があっても不思議でないなどと主張したが、理由がないとした。
地域包括ケアについて市長特別講義 市立看護大(5/16)
市立看護大学(幸区)で16日、1年生約100人に医療福祉に関する市の課題について、福田市長が特別講義を行った。医療や福祉、地域が連携して高齢者らを支える地域包括ケアシステムの重要性を指摘。高齢世代を重視する国の制度に対し市では全世代を対象とし、要介護状態からの改善を目指す独自施策も紹介した。4年制に移行して2年目の今年、市内18人、県内42人、20都道府県から58人が入学した。
女性の悩みに応じる無料相談会 カフェ、ヨガ・マッサージコーナー、マルシェも(5/13)
生活や仕事、身体の不安などの女性の悩みに女性の相談員が無料で応じる「女性による女性のための相談会@かながわ・川崎」が13日、市産業振興会館(幸区)で開催された。過去にDVや性被害を経験した人を含む実行委員、ボランティアスタッフをはじめ弁護士や助産師、保育士などが対応、44件の相談が寄せられた。会場にはカフェが用意され、ヨガやマッサージのコーナー(無料)やすべて寄付された食品や生理用品を無料で配る「マルシェ」も。
麻生区男女とも長寿全国1位 厚労省公表(5/12)
平均寿命が最も長い市区町村は、男女とも麻生区で、女性は89.2歳(前回4位)、男性は84.0歳(同2位)だったことが12日、厚生労働省が公表した「2020年市区町村別生命表」で分かった。全国平均は女性87.6歳、男性81.5歳。同表は5年に1度まとめられ、今回で5回目。20年国勢調査のデータなどから算出、豪雨災害等があった9町村を除く1887市区町村を対象。一方、川崎区は女性87.0歳(1578位)、男性78.8歳(1871位)でともに県内最下位。
待機児童3年連続ゼロ 利用児童数は過去最多(5/9)
市は9日、認可保育所などに入れない待機児童数(4月1日現在)が3年連続ゼロと発表した。561か所ある認可保育所などへの利用申請者数は36,491人(前年度比384人増)で34,968人(同413人増)が入所、いずれも過去最多。希望通りの保育所に入れないなどの理由で待機児童から除外された保留児童は1523人(前年度比29人減)、その内訳は育休関係の申請で918人、特定の施設希望者が272人など。
コンビニでマイナカード使用の証明書誤交付 システムに原因(5/9)
マイナンバーカードを使った証明書のコンビニ交付サービスで別人の戸籍証明書が発行された問題で、市は9日、原因を発表した。2日宮前区のコンビニで戸籍全部事項証明書を申請し別人の証明書が発行されたのは、市内2か所のコンビニでほぼ同時に申請が行われことが原因で、システムの不具合により先に申請した人の証明書に後の人の内容が上書きされたという。同日午後交付サービスを停止、住民票などは3日、戸籍証明書はシステム修正後の9日に再開した。
沖縄文化発信フェスタ 県外最大規模イベント(5/3)
沖縄文化を発信する「第20回はいさいフェスタ2023」がJR川崎駅東口周辺で始まった。7日まで。チッタエンタティメントとチネチッタ通り商店街振興組合の主催で、沖縄県外で開催される沖縄関連イベントとしては最大規模。会場にはグルメや物販など約90店舗が出店、沖縄そばやタコライスなど郷土料理が並んだ。名物の沖縄のエイサーは「鶴見エイサーしおかぜ」など複数のチームが演舞を披露した。
給水スポット拡大 マイボトル促進でプラごみ削減(5/1)
市は1日からプラスチックごみの廃棄量削減へ向けて、市内公共施設でのウォーターサーバー設置を本格的に進め、市民自らが水筒を持ち歩く「マイボトル運動」を促進する。2021年4月から今年3月まで給水スポット実証事業に取り組み、区役所など公共施設約30か所に設置した結果、期間中の給水量は500㎖のペットボトル約32万本に相当する約16万ℓに上った。市は新たに市民館やスポーツセンターなど計90施設に拡大し、約100台を順次設置する。
脱炭素化に向け「通年軽装勤務」へ 市職員(5/1)
市は1日から年間を通して「通年軽装勤務」の取り組みを始める。これまで5~11月だったのを拡大し、脱炭素化の実現を推進するもので、職員はネクタイやジャケットの着用に縛られず、クールビズやウォームビズなど過度な冷暖房に頼らない服装を選ぶ。来庁者にも脱炭素化への趣旨が伝わりやすいように、「職員 脱炭素自主行動宣言/クール・ウォームビズを実施中」と記した名札を用意した。