訴え一部認め市に賠償命令 教科書採択巡る音声データ消去(10/24)

教科書採択を巡る会議の音声データを消去したことは違法だとして元教員2人が市に慰謝料など120万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が24日横浜地裁川崎支部であり、違法性を一部認め市に11万円の支払いを命じた。元教員は2014年9月、会議の音声データの開示を請求したところ担当課長がデータを消去し、開示を拒んだ。判決は会議の音声データは「客観的には不開示情報に該当する」とした一方、データの廃棄により開示拒否に対する異議申し立てができなくなったことで、「精神的苦痛を受けた」とした。原告側は音声データは開示すべきものとの判断を示さなかったことを不満として控訴する方針。

建物被害1407戸 浸水92万㎡ 排水管逆流5か所(10/23)

市は23日、台風19号による市内の建物被害調査の結果を発表した。中原、高津、多摩区の計2407戸のうち1407戸の被害を確認し、一部損壊1214戸、半壊174戸、大規模半壊4戸、全壊15戸(高津区)だった。中原、高津区を中心に発生した大規模浸水については、「増水した多摩川の水が排水管を通って逆流したのが原因」とした。川につながる排水管5か所で逆流があり、計約92万平方㍍が浸水、武蔵小杉周辺では45万平方㍍に及んだ、現時点での市内の浸水被害は計約1460件。

ボランティア派遣続く 台風19号の復旧作業(10/19)

台風19号の上陸から1週間過ぎた19日も市民らが復旧作業に追われた。市災害ボランティアセンターは、17,18日に延べ約60人のボランティアを派遣、19日には約90人が浸水被害のあった中原区の多摩川近くの民家などで被災した家財や泥の運び出しをした。多摩川河川敷の多摩川緑地バーベキュー広場(高津区)は当面の間、営業を停止し、近くにある二つの野球場はスコアボードやフェンスが倒れ、使用再開は来年の見通しという。

多数の収蔵品に浸水被害 市民ミュージアム(10/18)

市は18 日、台風19号の影響で市市民ミュージアム(中原区)の地下にある九つの収蔵庫すべてが浸水し、被害を受けたと発表した。12日夜は地下の中央監視室に4人のスタッフがいたが、午後7時半に浸水が始まり、収蔵庫の地下につながる防火扉の前に土嚢を積むなど作業を行ったが、浸水がひどくなり避難したという。壁には約2㍍の高さまで浸水した形跡があった。収蔵庫には絵画や浮世絵、古文書、写真、漫画、映画フィルムなど約26万点が保管されていたが、被害の全容はつかめていない。