スポーツセンター申し込み運用ルール変更 11月から(9/19)

市のスポーツセンター利用で、一つの団体が複数のグループカードを使った抽選参加の申し込みがあったと、19日の市議会決算審査特別委員会で矢沢孝雄議員が取り上げた。団体構成員が別の団体の代表者として複数の名義で抽選に参加するもので、市は11月から公共施設利用システム「ふれあいネット」に構成員全員を個人登録し他の団体名で重複登録していない限り抽選参加カードを発行する新ルールを運用する。新方式の試行では団体登録数と抽選会参加数ともに減った。

小学生向け副教材で人材を育む バスケ「川崎ブレイブサンダース」(9/18)

バスケットボール男子Bリーグ1部の川崎ブレイブサンダースが、小学生向け副教材「KAWASAKI GLOBAL CHALLENGE NOTE(グロチャレノート)」を開発、市内の小学5,6年生計約2万5千人に配布した。海外の文化に触れ、夢を追いかけ、国内外で活躍する人材を育む一助を目指す。添付のQRコードから約3分の動画を視聴でき第一線で活躍する精神などを学べる。18日、下小田中小(中原区)をロスコ・アレン選手と飯田遼選手が出前授業を行い、交流を深めた。

昭和音大とソウル市立大の交流コンサート 日韓国交正常化60年(9/18)

昭和音楽大学(麻生区)と韓国のソウル市立大学の学生による交流コンサートが18日、昭和音大ユリホールで開かれた。昭和音大は中国や韓国の海外教育機関と芸術交流を進めており、日韓国交正常化60年の今年は8回目。この日は声楽、ピアノ、管楽器を専攻する学生が昭和音大から8人、ソウル市立大から6人が出演、音楽表現を高め合いながら相互理解を深めた。フィナーレには学生が壇上に並び、「浜辺の歌」を両国の言葉で一緒に歌った。

防災ラジオの無償貸与開始 スマホ持たない高齢者世帯などへ1000台(9/16)

市は、スマートフォンを持っていない高齢者や障害者のみの世帯、自主防災組織や教育施設、社会福祉施設などを対象に、地域コミュニティ放送(かわさきFM)を活用した防災ラジオの無償貸与を開始する。防災ラジオは緊急地震速報や避難指示など緊急性の高い情報が発信された際、かわさきFMの電波を通して緊急放送が流れ、電源がオフの場合でも自動的に起動し最大音量で放送する。申込は16日から先着1000台。無償貸与対象外の世帯や団体には3000円で配布する。

市内最高齢は109歳女性 高齢化率高い麻生区25.20%低い中原区15.74%(9/15)

15日の「老人の日」から21日までは「老人週間」。1日時点の市内の最高齢者は川崎区在住の109歳の女性、100歳以上の高齢者は男性107人、女性669人。2024年10月1日時点の高齢者人口は32万117人、高齢化率は20.63%で全国平均29.2%より大幅に低く「若い都市」といえる。各区の高齢化率は高い順に、麻生区25.20%、川崎区22.30%、宮前区22.19%、幸区21.44%、多摩区19.95%、高津区19.56%、中原区15.74%で、中原区の低さが顕著となっている。

市内各所で記録的大雨 過去最大時間雨量131.5ミリ中原区(9/11)

11日に首都圏を襲った記録的な大雨により市内で局地的に1時間に100ミリを超える雨が降り、各所で道路冠水や浸水被害があった。午後1時53分に大雨(浸水害)洪水警報が出され、高津区では時間雨量116.5ミリ、中原区では市内過去最大の131.5ミリを観測。「記録的短時間大雨情報」が午後2時51分以降繰り返し出され、3時48分に危険な場所から全員の避難を促す「警報レベル4の土砂災害警戒情報」が発表された。道路冠水は計8か所、エレベーター等の停止計5基。

憲法9条をアピール「平和の鐘つき」 多摩区長念寺(9/9)

憲法9条の大切さを訴える「平和の鐘つき」が9日、多摩区登戸の長念寺で開かれた。たま9条の会の主催、生田9条の会・すげ9条の会・のぼりと9条の会の共催。9の数字が並ぶ9月9日午前9時9分に鐘をつき、9条をアピールする。2010年から途切れることなく続き今回で16回目、同会共同代表の森田忠正さん(80)は「この日時に行うのは語呂合わせだが、大切な憲法9条について考えるきっかけになれば」と話した。

選挙ヘイトの未然防止徹底を 市民団体が市選管へ要請書(9/8)

市民団体「『ヘイトスピーチを許さない』かわさき市民ネットワーク」は8日、10月25日投開票の市長選を前に「選挙ヘイト」を未然に防止するよう市選挙管理委員会に要請した。6月の都議選や7月の参院選では選挙運動に名を借りた外国人市民の排斥、攻撃の言論があったとして、市長選では「差別や排外主義を扇動する言動が許されないことの周知、啓発と監視の徹底した取組みを強く求める」としている。

災害時対策でマンホールトイレ整備へ 市民意見募集(9/8)

市は「災害時のトイレ対策方針(案)」をこのほどまとめ、8日から市民意見募集(10月末まで)を始めた。案では、現在の仮設トイレ中心から、マンホールの上に便器を設置し下水管に汚水を流す「マンホールトイレ」の整備が軸。2024年能登半島地震などから、災害直後の道路状況やバキュームカーの台数を考慮すると、仮設トイレの運搬や運用が難しいと判断。31年度までに指定避難場所50か所と5区役所(24箇所は整備済み)にマンホールトイレを整備する方針。

関東大震災朝鮮人犠牲者を慰霊 川崎区桜本(9/7)

関東大震災での市内の朝鮮人犠牲者を慰霊する集いが7日、在日大韓基督教会川崎教会(川崎区桜本)で開かれ、地域住民ら約70人が参加した。市民団体「川崎在日コリアン生活・文化・歴史研究会」の主催で、山田貴夫代表が「かわさきも無縁ではない!」と題して、植民地支配による差別と敵視が虐殺の背景にあったことなど当時の状況を報告した。

Top