市は、東日本大震災に伴う電力不足を受けて、市が管理する幹線道路に設置された道路照明のうち、交差点や横断歩道、大きなカーブなど、「交通安全上必要と思われる箇所」を除いた間引き消灯を開始。約3千基のうち約900基を順次消灯し、計画停電が解除されるまで当面の間続ける。
市教委、避難所の学童向け就学説明会開催(3/28)
市教育委員会は、東日本大震災被災者の避難所となっている中原区のとどろきアリーナで、避難している子どもたち向けの就学説明会を開いた。説明会には、受け入れ先となる市立中原小学校と市立宮内中学校の校長らが出席。
福島原発で活動の市消防隊、市長に報告(3/28)
東京電力福島第一原子力発電所で25日に放水活動を行った市消防局の緊急消防援助隊36人が、市役所で市長に活動を報告し、その後記者会見を行った。
市選管、選挙啓発の音声とキャッチコピー自粛
東日本大震災で多くの被災者が出ていることなどを考慮し、市選挙管理委員会は4月10日投開票の統一地方選に向けた啓発活動のうち音声などを使ったものを自粛するほか、キャッチコピーの「こんどの選挙を楽しまなイカ」を使用しないことを決めた。
川崎区のメガネ店、被災者に眼鏡の提供(3/27)
川崎区のさいか屋5階のメガネサロン「フランクリン」川崎店が、東日本大震災後の被災者らを対象に眼鏡の提供を始めている。同店の井上和久店長は、福島県南相馬市出身。避難した実家の家族が他地域で支援を受けているのを聞き「何か恩返しができれば」と、3月24日から眼鏡の無料提供を開始。
市アートセンターで 区在住演奏家がチャリティーライブ(3/27)
東日本大震災のチャリティージャズライブが、麻生区の市アートセンター前で開かれた。節電のため照明やマイク、スピーカーなどは不使用。同区在住サックス奏者・岡淳さんが「こんな時だからこそ、音楽を通じて被災者の力になれたら」と発案。親交ある演奏家らに呼びかけ、約30人が出演。
市長、県知事選出馬の露木候補の支持訴える(3/26)
県知事選告示後、初の週末となったこの日、露木順一候補の出馬を支援する阿部市長は、終日市内で活動。JR登戸駅前を皮切りに、8駅で演説。選挙カーでは阿部市長がマイクを握り支持を訴えた。露木候補は「阿部市長と一緒なら勇気100倍」と述べた。
川崎駅東口商店街で被災地支援イベント(3/26)
東日本大震災の被災者を支援するチャリティーイベントが、JR川崎駅東口の商店街で開かれた。買い物客らに義援金を募ったほか、災害時に役立つサバイバル技術体験やストリートミュージシャンによる支援ライブが行われた。
市、「『フロンティアプラン』第3期計画」と「第4次行革プラン」策定(3/25)
市は、平成23年度からの3か年を計画期間とする「新総合計画『川崎再生フロンティアプラン』第3期実行計画」と、「川崎市新たな行財政改革プラン~第4次改革プラン~」を策定したと発表。大震災への対応については、財政的な影響なども踏まえて、必要に応じた見直しを行っていくとしている。
(参考)県内野菜で放射性物質検出も、基準値以下(3/25)
神奈川県は、県内で露地栽培されたほうれん草と小松菜から、放射性のヨウ素とセシウムを検出したと発表。いずれも食品衛生法の暫定基準値を下回っており、県は健康被害の恐れはないとしている。