「公害・環境、健康、まちづくりフェスタ」30回で幕 運営資金難(5/25)

今年で30回目を迎える「公害・環境、健康、まちづくりフェスタ」が25日、JR武蔵溝ノ口駅(高津区)前のペデストリアンデッキで開かれた。1999年の川崎公害訴訟の原告勝訴を契機に始まった同フェスタは和解金を充てていた運営資金が減少、四半世紀の歴史に幕を下ろす。今年は市民目線にこだわった教員の未配置問題や等々力緑地の再編整備計画の課題などの展示がある一方、市の業務委託が来年度終了する「川崎・横浜公害保健センター」の展示はない。

川崎の未来語り合う「市制100周年を勝手に祝う市民フォーラム」(1/18) 

地域で活動する市民や行政職員有志らが意見の違いを認めながら川崎の未来を語り合う「川崎市市制100周年を勝手に祝う市民フォーラム」を18日、市国際交流センターホール(中原区)で開き約100人が参加した。「人がいてまちがある~市民自治を考える~」セッションでは、市職員の経験を踏まえ大阪学院大の鴻巣玲子教授が2004年に政令指定都市で初めて制定された市民自治条例について発表した。市民団体のブースでの活動内容の紹介や参加者とやり取りする「市民社会マルシェ」もあった。

「二十歳を祝うつどい」6,998人参加 とどろきアリーナ(1/13)

「成人の日」の13日、市の「二十歳を祝うつどい」が市とどろきアリーナ(中原区)で行われた。今年の対象者は14,276人、午前と午後の2回計6,998人が参加した。福田市長は「考えていることを深く掘り下げ、どういう人間になりたいか、節目節目で自身を見つめ直し、これからの人生をしなやかに進んでほしい」と挨拶した。洗足学園音大出身のシンガーソングライター足立佳奈さんがゲスト出演し、参加者と共に歌う場面も見られた。

「#かわさき推しメシ」2024グランプリ店舗 市民投票等で決定(12/26)

飲食店等の自慢の一品から市民投票等でグランプリ店舗を決める「かわさき AKINAI AWARD #かわさき推しメシ」の最終審査会が26日、開かれた。市内132店舗のエントリーがあり、食の専門家による実食審査の結果、グランプリはそれぞれ一般部門「ブラッスリーほっぺ」(幸区鹿島田)の「よくばりベーコン ナポリタン」、デカ映え部門「海鮮重 御殿様 宴」(多摩区西生田)の「オモウマグロ重」、スイーツ部門「花冠 Le et Salon Gastronomie」(多摩区登戸)のカスタードプリンとなった。

川崎駅周辺「川崎愛遊びつくす3日間」 4イベント同時開催

市などは2~4日間「川崎愛遊びつくす3日間」と題し、四つのイベントをJR川崎駅周辺で同時開催した。市役所本庁舎やラゾーナ川崎プラザでの「Colors,Future!Summit2024」は2,3日、街や社会の未来を考えるイベント。市役所通り約500㍍の歩行者天国での「みんなの川崎祭り」は3日、ブレイキンやダブルダッチのショーなど。地元の人気屋台グルメが楽しめる「川崎夜市」は2,3日、東口駅前広場やチネチッタ通りで。川崎ゆかりの店舗による物産展「かわむすのおんがえし」は地下街アゼリアで川崎信用金庫主催。

旧東海道で「百鬼夜行パレード」 沖縄芸能も披露(10/20)

市制100周年記念の東海道川崎宿場祭りの一環として20日、「カワサキ百鬼夜行練り歩きパレード」が行われた。砂子2丁目交差点から宗三寺までの旧東海道約430㍍を通行止めにして和装や妖怪コスチューム姿の行列が続いた。川崎沖縄芸能研究会も参加、同研究会の人気演目の一つで途絶えていた「ジュリ馬行列」を披露。女性三線演奏家の音色に合わせ馬具を装着した紅型をまとった踊り手25人が「ユイユイユイユイ」と明るい掛け声を響かせた。

全国都市緑化フェア開幕 160万人の来場見込む(10/19)

国内最大級の花と緑の祭典「第41回全国都市緑化かわさきフェア」が19日、開幕した。1983年から全国各地で開催され、今回初めて秋・冬の実施。富士見公園(川崎区)、等々力緑地(中原区)、生田緑地(多摩区)の3会場をメインに計約230種約13万株の花々を植え、約160万人の来場を見込む。富士見公園では地元のキッズチアリーディングクラブ「バンビーズ」や「桝形一輪車クラブ」らがオープニングセレモニーを飾った。フェアは11月17日までと来年3月22~4月13日開催。

市制記念多摩川花火大会に21万人 花火増発1万発(10/5)

市制記念多摩川花火大会が5日、高津区の河川敷で開かれた。83回目の今大会は市制100周年記念特別企画として、打ち上げ発数を例年の約6000発から約10000発に増発、メッセージ打上花火やこどもイラスト花火などの市民参加の企画、初のガバメントクラウドファンディング(ふるさと納税活用の寄付)を実施。雨天のなか約21万人(市側約16万人、東京側約5万人)が夜空を彩る花火を楽しんだ。

「かわさきジャズ」過去最大規模で開幕 今年10回目(9/20)

「多様性」と「コラボレーション」を柱に市独自の音楽フェスティバルとして2015年に始まった「かわさきジャズ」が20日から11月24日まで市内各地で開かれる。今年は過去最大規模で「ジャズは橋を架ける」をテーマに20公演のホールライブと100ステージ以上の地域イベントを用意する。イベントの「顔」となる「BRIDGEアーティスト」には昭和音大4年のサックス奏者渡邉瑠菜さんが公募で選ばれ、発表会で市出身ピアニスト国府弘子さん作曲の「スターランド」を2人で披露した。

岡本喜八監督生誕100年を祝う 麻生市民館(9/14)

市ゆかりの映画監督・岡本喜八(1924~2005年)の生誕100年を祝う催しが14日、麻生市民館で開かれ約530人が参加した。監督作の1986年公開の「ジャズ大名」を上映、ジャズバンド「外山喜雄とデキシーセインツ」が同作の挿入歌などを演奏した。トークイベントでは同作に出演した俳優の本田博太郎さん、喜八の次女で女優の岡本真実さん、夫の前田伸一郎さんが監督をしのび思い出話を語った。

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