「計画停電」は県内では実施されなかったものの、実施宣告の影響で各鉄道路線が混乱。県内ではJRが始発から全線運休、一部が夕方から復旧。都内へ折り返し運転をしていた東急田園都市線、東横線は夕方から全線運行再開。小田急は夜から再開。午前中運行した京急は、午後から主な路線を全面運休。
日本映画大学、停電鑑み開学式典中止(3/14)
麻生区に4月開学する国内初の映画単科大学「日本映画大学」(佐々木史朗理事長)は、計画停電の影響で出席者が交通機関などを利用できないとして、予定していた開学披露式典をいったん中止した。
アゼリア地下街、計画停電鑑み13時で営業終了(3/14)
市内では、計画停電に備えて臨時休業したり、閉店時刻を繰り上げる大型商業施設や飲食店などが相次いだ。公共地下歩道の役割も担う、川崎駅東口の地下街アゼリアは「停電した場合、通行の安全性が保証できない」として、店舗営業を13時までとし、停電終了予定時間まで出入り口を閉鎖した。
震災の影響鑑み、市立校すべて休校に(3/14)
市教育委員会は14日早朝、余震や計画停電の影響を鑑み、市内小中高・特別支援学校全172市立校の臨時休校を決定。停電決定当初は授業を行う予定だったが、南武線の運休が判明、教職員らの出勤困難と、信号機停止の場合に児童・生徒の安全が確保できないことも勘案したという。
市内の停電対象地域誤りで、東電が会見(3/14)
午前2時20分、東電川崎支社が急きょ市役所で会見し、川崎分の計画停電地域に誤りがあると説明、新たな資料を配布。支社によると、発表した地域は『営業系』の区分で、「変電所単位で停電を行うため、『配電系』の区分のほうがより実態に近い」として、支社の判断で情報を訂正したとのこと。
東電神奈川支店、計画停電の混乱で陳謝(3/14)
電力不足に対応するため14日朝から予定された計画停電は、県内でも初日から大混乱を招いた。グループ分けをめぐる東電神奈川支店の発表が二転三転し、同支店は「精査が行き届かず、県民の方々にはご不便をおかけした」と陳謝した。

