日: 2011年3月21日

東京電力は、計画停電対象地域にある市立川崎病院に対し、対象地域外の変電所から配電する工事を進めている。東電川崎支社によると、災害時の拠点となる同病院への単独配電を決定し、21日に配電工事を開始した。4月に完成見込み。

市歯科医師会は21日から、とどろきアリーナの被災者たちを訪れ、周辺の歯科医院が記された地図を配ったり、救急の場合の歯科医師を紹介するなどしている。

東日本大震災の被災者を支援しようと、専修大学の学生有志34人が、登戸駅の連絡通路で街頭募金を呼び掛けた。集まった募金は、ユニセフを通じて被災地の子どもたちの精神的なケアに充ててもらう予定とのこと。

福島原発周辺からペット連れで避難してくる人たちのために、市獣医師会長の馬場国敏さんが、ボランティアで飼い犬などの一時預かりを始めた。21日現在、犬1匹を受け入れており、22日にも犬2匹を受け入れる予定。

市国際交流協会が21日まで4日間開設した外国人向けの震災情報相談窓口には、約30件の相談が電話などで寄せられた。今後も毎週火曜日に6か国語で相談に応じる。

東日本大震災による津波で大きな被害を受けた岩手県の宮古小学校の避難所に、川崎市立稲田小学校3年生27人がつづった激励メッセージの冊子「岩手県のみなさんへ」が届き、避難住民を元気づけた。