東日本大震災の被災地復興のため、高津区にある洗足学園音楽大学管弦楽団が、同大でチャリティーコンサートを開催。NHK交響楽団桂冠指揮者のウラディーミル・アシュケナージ名誉客員教授が指揮をした。約95万円の義援金が集まり、全額、日赤を通じて被災地に送られる。
市、川崎区にある東芝原子炉に対し報告を要請(5/23)
市が、「東芝原子力技術研究所」(川崎区浮島町)に立ち入り検査を行い、停止中の原子炉を再稼働する場合は市に報告するよう要請していたことがわかった。同炉は軽水炉型の実験炉で、民間企業が保有する国内唯一の臨界実験装置。文科省によると、法的には実験炉の稼働状況を自治体へ報告する義務はない。
市議会で 東日本大震災に伴う補正予算承認(5/23)
市議会臨時会が開会し、正副議長の選出のほか、東日本大震災に伴う4月補正予算、被災者支援の基金創設に関連した条例改正案など市長専決処分3件を承認した。
大島議長、市議定数は「今後は増も検討」(5/23)
大島明市議会議長は、正副議長就任記者会見で、先の市議選前に議員定数が63から60に削減されたことに関連し、「私見だが、これ以上減らす必要はない。逆にこれだけ人口が増えれば、市民の負託に応えるために定数増も今後考えなければならない」と述べた。(市人口は約143万人で、5年前から9万人以上増えている。)
米国の未臨界核実験に 市長が抗議電報(5/23)
米国が2010年11月と2011年3月に実施した新しい形の未臨界核実験について、市長は抗議と今後の中止を求める電報をオバマ大統領とルース駐日大使に送った。川崎市は1998年に核兵器廃絶平和都市宣言をしており、市長は2010年10月にも核実験への抗議の電報を出している。
選挙後初議会で 議長に自民・大島議員が選出(5/23)
4月10日の市議選後、初の開催となる市議会臨時会が開かれ、新しい議長に自民党の大島明市議、副議長に公明党の岩崎善幸市議が選出された。会期は24日まで。

