市民団体「かわさき市民オンブズマン」は、市が川崎港に増設中の3基目の荷揚げ用クレーンの工事費約9億の差止めと、既支出額の損害賠償請求を、市監査委員が市長、関係職員に勧告するよう求めた。現在の2クレーンの11年度の同時稼働時間は計10時間半のみで、かわさき市民オンブズマンは「不必要な公金支出は地方自治法違反に当たる」としている。
●参考URL 「かわさき市民オンブズマン」サイト
市立中改修工事の入札が積算ミスで中止に(6/19)
市は、市立塚越中と渡田中のトイレ改修工事の一般競争入札を、設備の単価記載ミスのため中止したと発表。流し12台の単価を1台あたり約60万円高く誤記していた。入札は14日に行われたが、17日に入札業者から疑義があり判明。設計内容を検討し再度入札を行うとしている。
向の岡工業生が県内初の国家検定に合格(6/19)
県立向の岡工業高校(多摩区)電気科の生徒7人が、国家検定「プリント配線板製造作業3級」に合格し、同校で合格証が渡された。高校生の同検定合格は県内初。市認定の「かわさきマイスター」である落合康孝さんが指導をした。
市助成の風疹予防接種、見込みの15%と伸びず
市は4月22日から、風疹とはしかの混合ワクチンを、2,000円以内の自己負担で1回接種可能としし、助成期間の9月30日まで約6万人分の予算を確保。しかし、摂取した人は5月末までで8,819人と、見込みの15%。一方、市内風疹患者は6月9日までで360人と、2008年以降最多となった。

