市長選立候補者による公開討論会が川崎青年会議所主催で、市教育文化会館で開催され、約100人が参加。各候補者は、阿部市政の採点を下記のように回答。
秀嶋氏:「80点。行財政改革で一定の成果を上げ、武蔵小杉再開発など着実な行政運営をした。一方、保育所不足やプレハブ学校など、子育て世代に問題が残ったのはマイナス」。
君嶋氏:「限りなくゼロに近い。市民生活に関わる公的サービスを削り、弱者を切り捨てた。自治体の仕事を『コスト』と評し、コストがかからない道を探したのは、自治体の役割放棄」。
福田氏:「採点は控えたい。国の補助金で色々な政策を行ったのは評価されている部分もあるが、市職員が市の独自性、地域性に応じた工夫ができなくなった。特区は継続すべきだが、福祉切り捨ては転換すべき」。
添田市議離団で民主市議団が第3会派に(10/3)
民主党市議団の添田勝市議が、離団を伝え了承された。添田市議は無所属となり、民主党市議団は公明党市議団に次ぎ第3会派に。昨年12月の離党後も市議団に留まっていた添田市議は、離団理由を「市長選前にけじめをつけるため」と説明。市長選では福田氏を支援する考え。
阿部市長、市議会定例会で退任あいさつ(10/3)
今季限りで引退する意向を表明している阿部市長は、市議会定例会最終日の3日、議場で退任のあいさつをした。任期は11月18日まで。
市役所通り歩道を自転車通行帯と分離(10/3)
市は、川崎区の市役所通りの歩道の車道寄り幅2.5mのスペースに、自転車専用の通行帯を設置。歩行者用には建物寄りの3.5m幅を確保。事業費は約1億7千万円。歩行者が分離を守るのは努力義務だが、自転車の違反は道交法違反で罰金に。市は、2時間まで無料の駐輪場351台分も整備。
川崎駅前に全国初の一方通行自転車道完成(10/3)
全国初の取り組みとして、市が川崎区と幸区を結ぶ県道に整備してきた一方通行の自転車道が完成し、本格運用に。片側二車線の車道を一車線減らし、幅2mの自転車道を、JR線をくぐる約200mの区間に整備。本格供用に伴い、警備員の24時間配置を7日朝から廃止する。

