開業90年 南武線誕生の秘話熱演 (5/13)

今年3月に開業90周年を迎えたJR南武線の誕生をテーマにした市民劇「南武線誕生物語」の上演が13日、多摩市民館で始まった。地元の歴史や人物を取り上げてきた川崎郷土・市民劇の第6弾で、多摩川の砂利輸送を目的に1927年に開通した「南部鉄道」の誕生秘話を、公募した市民や俳優らが熱演。脚本は市内在住の劇作家小川信夫さんで史実と捜索を絡めた物語に仕上げた。

アンデルセンの魅力を伝える 市民ミュージアム(5/12)

日本とデンマークの国交樹立150周年を記念して、デンマークの国民的な童話作家アンデルセンの魅力を伝える企画展が市民ミュージアムで6月25日まで開かれている。童話だけでなく切り絵の名手としても知られるアンデルセンのさまざまな作品や愛用品など約30点を展示し、創作の原点に迫る企画展となっている。

歓楽街抜き打ち査察 市、警察、消防(5/10)

JR川崎関東口の繁華街で10日夜、悪質な客引きなどを取り締まろうと川崎署や市、川崎消防署が合同で査察を行った。約45人態勢で雑居ビルの飲食店など55店舗に抜き打ちで入り、風営法などの対象外の居酒屋やカラオケ店などにも客引きをしないよう求めている市条例にもとづき、40件の客引きを確認し、注意した。消防設備の不備など消防法違反は42件あり改善を指導した。

韓国新大統領へ在日ら日韓の対話を期待(5/10)

韓国大統領選で文在寅氏が当選したが、駐横浜大韓民国総領事館によると、在外投票は同領事館管内の神奈川、山梨、静岡の3県で2401人が事前登録し、1185人が投票した。投票権を行使した在日コリアン2世で市と友好都市・富川市の市民交流会共同代表の裵重度さんは「慰安婦問題の合意再交渉など対日関係で強い姿勢だが実際はもっと柔軟に考えているのでは」と語った。

川崎港公共ふ頭コンテナ取扱量 初の10万TEU超え(5/10)

市が運営する川崎港の公共ふ頭の年間コンテナ取扱量が2016年に初めて10万TEU(1TEU=20㌳コンテナ1個と換算)を超え、前年比6.9%増の10万772TEUとなった。特に外貨が輸出入とも増え、全体で13.9%増の7万7004TEU、輸出では古紙などの再利用資材や郵便小荷物が、輸入でも中国などに現地工場を持つ大手家具販売事業者の取扱量が増えた。

共生社会実現へ広域的取組み 9都県市首脳会議(5/9)

首都圏の知事と政令市長でつくる9都県市首脳会議(座長・加山俊夫相模原市長)が9日開かれ、津久井やまゆり園の障害者殺傷事件を踏まえ、障害の有無を問わず安心して暮らせる社会の実現に向け共同で啓発活動などを展開する方向で一致した。このほか、川崎市は災害発生時に車中泊する避難者への対応の共同研究について提案し採択された。

地域の活動や催し紹介の協働・連携サイト開設(5/8)

市は、市内の地域活動やボランティア活動に関する情報を集めた協働・連携ポータルサイト「つなぐっどKAWASAKI」をオープンした。イベントや講座の情報、サークル案内、市民活動の人材募集などの情報が掲載されている。マイページ登録すると興味ある分野や地域に絞ったイベント。講座情報がメールで通知される。サイトの開発費、年間の運営費などは各400万円。

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