市は、生活保護を受給する世帯数が5月末時点で2万4356世帯(一時的な停止を含む)となり、前月から128世帯増えたと発表した。3桁増は平成25年6月以来約4年ぶり。類型別の内訳では高齢者世帯78増、障害者世帯22増、母子世帯12減などとなっている。市は、5月は例年増加するが、今年の急増は景気や雇用情勢に左右された可能性があると分析している。
連合、市長選で現職福田氏支援へ(7/4)
10月22日投開票の川崎市長選で、川崎地域連合(綱島和彦議長)が再選出馬を表明した福田紀彦市長を支援する方針を決めたことが4日分かった。地域連合は過去2回の市長選では他の候補を推薦したが、今回は福田市政の評価を踏まえて判断したもよう。ただ福田市長は3月末の出馬表明時に「協力はありがたいが、現時点で推薦を求める考えはない」と発言している。
大師線で住宅開発進む(7/4)
臨海部の工場地帯への通勤路線という性格が強かった京急大師線は、港町駅前のタワーマンションの引き渡しが6月下旬に完了するなど、住宅開発が相次いでいる。港町駅のプロジェクトは、京急が日本コロムビアの敷地面積3万6千平米に28~29階建ての3棟を建設したもので、生活支援設備が充実し、東京・羽田空港や横浜方面へのアクセスの良さが支持されているという。
横浜・川崎駅前で15%の伸び 路線価(7/3)
国税庁が3日発表した2017年度分の路線価による県内の標準住宅地の平均変動率は0.4%の上昇で、4年連続の上昇となった。県内の最高地点のうち39年連続でトップだった「横浜駅西口バスターミナル前通り」は15.7%、「川崎駅東口広場通り」は15.0%でともに高い伸びを示し、東京国税局の管轄する4都県(東京都、千葉、神奈川、山梨各県)でも上昇率が5,6位と上位となった。
深瀬家長屋門を市重要歴史記念物に指定(7/3)
市教育委員会は3日、幸区南加瀬の深瀬家長屋門(深瀬哲夫さん所有)を市の重要歴史記念物に指定したと発表した。江戸時代の18世紀末から19世紀前半ごろに建てられたと推定される寄棟づくりの木造平屋で、幅15.6m、奥行き3.7㎡、高さ5.4㎡、門の両脇部は、物置や門番の部屋として使われたとみられる。同家は江戸時代初期までさかのぼる名家で、名主を務めていたという。
異文化交流フェス 市国際交流センターで(7/2)
世界各国の文化を紹介する23回目の「インターナショナル・フェスティバルinカワサキ」が2日、市国際交流センター(中原区)で開かれた。37の国と地域の料理や物産品が並び、ステージでは民族楽器や踊りが披露された。今年はクロアチア・リエカ市との姉妹都市提携40周年を記念し、駐クロアチア大使も参加して、自国の歴史や名所、ネクタイ発祥の地とされるエピソードなどを紹介した。
4歳児も祝いのタクト ミューザ川崎開館13周年(7/1)
「音楽のまち・かわさき」のシンボル「ミューザ川崎シンフォニーホール」(幸区)が1日、開館13周年を迎え、「ミューザの日」として同ホールなどで記念のコンサートやイベントが開かれた。市の人口が4月150万人を突破したことも記念して、公募で選ばれた子ども2人が1500人の聴衆を前に東京交響楽団の演奏を指揮してタクトを振った。