市は24日、要介護高齢者に対する介護サービス事業所の自立支援の取組を評価し、報奨金などを付与する「かわさき健幸福寿プロジェクト」第1期の実施状況を明らかにした。直近1年間で要介護度が改善した人は15.9%で15年度の全国調査平均値11.5%を上回った。同事業は要介護度が改善すると介護報酬が減るためインセンティブを付与して介護職員の努力や工夫に報いるもの。
災害に備えを 市が防災フェスタで呼びかけ(8/23)
防災週間(8月30日~9月5日)を前に、市は23日、川崎駅西口のラゾーナ川崎プラザで、「備えるフェスタ2017」を開いた。起震車での地震体験や降雨体験車乗車、消火ホースキットなどのさまざまな防災体験が行われたほか、各区の防災マップなども配布され市民に災害への備えを呼び掛けた.
災害時の「受援」円滑に 市、マニュアル策定(8/22)
市は、大規模災害時に外部からの応援を円滑に受け入れるための「市受援マニュアル」を策定した。災害時の市町村は膨大な災害対応業務を進めなければならないが、行政機能が低下するため外部の応援を最大限活用する必要がある。このため市外から応援に来た行政職員やボランティアが迅速に活動できるよう受け入れ側として応援要請の手順や受け入れ態勢を明確化したもの。
「カルッツかわさき」10月1日オープンへ内覧会(8/21)
市は、旧市体育館跡地(川崎区富士見)に完成した「スポーツ・文化総合センター」(愛称・カルッツかわさき)を関係者に公開した。センターは地下1階、地上4階建てで、10年間の指定管理料を含め総事業費は約182億円。14年に閉鎖された体育館と18年に閉鎖する教育文化会館大ホールの機能を併せ持ち、市内最大の2013席の文化ホールや1544席の観覧席がある大体育室を備える。
障害者スポーツに挑戦 PARAフェス2017夏(8/20)
2020年東京五輪・パラリンピックを契機に障害の有無に関係ない共生社会を目指す市の「かわさきパラムーブメント」の取組を広めようと「かわさきPARAフェス2017夏」が20日、JR川崎駅西口のラゾーナ川崎プラザで開かれた。会場にはブラインドサッカーや車いすバスケットボールなどの体験コーナーが用意され、元日本代表選手らの指導でパラスポーツ(障害者スポーツ)を体験した。
いじめも体罰もないまちづくりを 「子どもの権利」団体設立(8/20)
いじめや差別、体罰のない「子どもにやさしいまち」づくりを目指そうと教育・人権擁護団体関係者らが20日、「かわさき子どもの権利フォーラム」を設立した。高津区の市子ども夢パークで開かれた設立集会では約50人が参加し、国内初の「市子どもの権利に関する条例」の啓発活動を行うことを確認した。代表には元市立学校校長で指導主事として同条例策定に参加した山田雅太さんが就任。
干潟の生き物観察会 多摩川河口で(8/19)
多摩川の自然に親しむ市民団体「だいし水辺の楽校」が19日、川崎区の多摩川河口で干潟観察会を行った。親子連れの参加者らが、水辺や石の裏からカニやハゼ、タツノオトシゴの仲間などを見つけ、歓声を上げていた。観察会は、「水辺の楽校」が毎年開いており、この日は約20人が参加した。
防災対策、備蓄呼びかけ 広報紙配布(8/16)
市は、防災週間(8月30日~9月5日)に合わせ、大地震に対する備えをまとめたタブロイド判広報紙「号外!備える。かわさき」を24日から市内の全戸に配布する。「もしも大地震が起きたら」「まず生き残る」「そして生き延びる」などで構成。想定される被害から必要な備えまでをわかりやすく示し、被災生活で最低限必要となる水、食料、トイレなどに関して有効な取組も紹介する。
夢見ケ崎動物公園で運営支援のサポーター募集(8/15)
幸区の夢見ケ崎動物公園は、個人や企業を対象に園の運営を支援するサポーター「ゆめサポ」を募集している。個人にはイベントの運営や植栽管理への参加、企業・団体には動物の飼料購入費などとして1口1万円からの寄付を呼び掛ける。期間は1年間で、登録するとバックヤードツアーなどの限定イベントに参加できる。同園は入園無料で老朽化施設の修繕費や人手が不足している。
九ちゃんに届け 母校の児童合唱で追悼 (8/12)
1985年8月12日の日航機墜落事故で亡くなった市出身の歌手坂本九さんの追悼コンサートが12日、JR川崎駅東口の川崎ルフロンで開かれた。母校の市立川崎小学校の児童がヒット曲6曲を披露し、大先輩の33回忌を弔った。市消防音楽隊の演奏とともに「上を向いて歩こう」などを踊りながら合唱し、多くの買い物客らが足を止めて聴いていた。