市などが進める京急大師線(京急川崎―小島新田駅約5キロ)の地下化工事を巡り、市は鈴木町―東門前駅(約1.2キロ)の事業費をこれまでより約300億円圧縮し、約800億円とする計画を市議会まちづくり委員会で報告した。工事が先行する小島新田ー東門前駅(約1.2キロ)では、地盤が軟弱で工法を見直し、事業費が約180億円増加したため事業全体のコスト削減を策を検討していた。
市立小のいじめ「対応が不適切」(7/26)
市立小学校で2校で、いじめられた児童2人が一時登校できなくなった問題で、市教育委員会は26日、弁護士ら第三者委員会による調査結果を公表した。第三者委は「学校はいじめを認知した対応を行っていなかった」「校長や教頭が児童や保護者に不適切な対応をし、とるべき対応をしなかった」などと指摘した。
市、2年連続不交付団体に 政令市で唯一(7/25)
国が地方自治体の財源を補てんする普通交付税の今年度分の算定結果が25日発表され、市は2年連続で不交付団体となった。政令市としては全国唯一となる。市によると、マンション開発などによる人口増を受け、市民税などが引き続き伸びたためという。
愛称「カルッツかわさき」10月開館総合センター(7/25)
市は25日、川崎区富士見の市体育館跡地に建設し、10月に開館する「スポーツ・文化総合センター」の愛称を「カルッツかわさき」に決めたと発表した。市立川崎高校付属中学校1年の前田凛さんが「カルチャー」と「スポーツ」を合わせた言葉「カルーツ」をより「訪れることが楽しみになれるように、心弾む軽やかな響きにした」として考案した。
初の任命農業委員の発令式 法改正受け(7/21)
一昨年改正された「農業委員等に関する法律」で、農業委員が市長村長の任命制になって初めての川崎市農業委員選任発令式が21日、行われた。選任されたのは市内の農家13人と行政書士1人の14人。農業委員はこれまで、選挙と市町村長の併用で選ばれていたが、議会の同意を要件とする市町村長の任命制に一本化された。