障害者の性に関する支援団体を運営し、自身も脳性まひで電動車いすを使用する熊篠慶彦さん(宮前区)の実体験を基にした映画「パーフェクト・レボリューション」が29日、全国で公開される。松本准平監督は、障害や福祉といった社会問題ではなく、ポップで明るいエンタテインメントの作品にこだわった。
雑居ビル 市消防局など抜き打ち検査(9/5)
市消防局や県警などは、市内の小規模雑居ビル136棟で抜き打ちの特別立ち入り検査を実施し、消防法違反を計108件確認し、改善を指導した。8月30日から9月1日まで市内全域で行い、夜間営業の飲食店や風俗店が入居する雑居ビルの共用部分での災害時の避難通路の確保などを確認した。
市立中22校で給食開始 センター方式(9/4)
市南部学校給食センター(幸区)が4日、本格稼働し、22の中学校で完全給食が始まった。市内3か所に整備する給食センターの先陣を切り、約1万3500食分が一括調理され、配送車で各校に計画通り届けられた。計画は、川崎、幸、高津、宮前の4区の22校に、配送車20数台で10~55分の間に届ける。
拉致問題また置き去り 北、6回目核実験(9/3)
北朝鮮による3日の6回目の核実験を受け、拉致被害者の家族からは「拉致問題がまた置き去りにされる」と、長く停滞する日朝交渉への悪影響を懸念する声が相次いだ。横田めぐみさんの母早紀江さんは「私たちは何もやりようがないし、言いようもない。早く連れ戻してとの思いだけ」と無力感をにじませた。
市長選の啓発キャラにBサンダース起用(9/3)
市選挙管理委員会は、10月22日の市長選と市議会川崎選挙区補欠選挙の啓発キャラクターに、男子プロバスケットボール「Bリーグ」の川崎ブレイブサンダースを起用した。辻直人選手がゴールに手を伸ばす写真を背景に、啓発キャッチコピー「一票の重み1点の重み」が書かれたポスター4100部を作成。
東電とJXTG川崎に大型火力発電建設検討(9/2)
東京電力ホールディングスとJXTGホールディングスが共同で、市の東扇島に大型火力発電所の建設を検討していることが2日分かった。投資額は1千億円を超えるとみられ、2020年代の運転開始を見込む。電力と石油元売りの最大手の協業には、費用負担を抑える狙いがある。
政務活動調査費公開 川崎市12位(9/2)
全国市民オンブズマン連絡会議は、不適格な支出が問題となっている政務活動調査費について情報公開度のランキングを初めて公表した。都道府県では県議の不正後にネット公開などを進めた兵庫県が1位。政令市の1位は堺市、最下位は名古屋市で,川崎市は千葉市と並んで12位だった。
藤子・F・不二雄ミュージアムで開館6周年フェア(9/1)
藤子・F・不二雄ミュージアム(多摩区)で、これまでファンに支えられて順調に運営できたことに感謝し、開館6周年フェアが1日始まった。通常は原画の劣化を防ぐため一部を複製原画に入れ替えて展示しているが、11日までは原画約220点をすべて本原画で展示している。フェア期間は12日まで。
認可保育所への待機児童2万6千人 潜在的児童6万9千人 (9/1)
厚生労働省は1日、希望しても認可保育所に入れない待機児童数が今年4月1日時点で26,081人となり3年連続で増加したと発表した。集計に含まれない「潜在的な待機児童」も前年より多い6万9,224に上った。待機児童数だけでは保育所へ入りにくい実態がわからないため昨年から公表。横浜市は3,257人、川崎市2,866人でいずれも待機児童数はそれぞれ2人、ゼロとしている。