市議会は13日、11月からの新本庁舎への移転に伴い、現在の議場の「閉場式」を行った。第2庁舎にある議場は1961年に完成、62年にわたり市の諸政策を審議、決定してきた。式典には現職議員60人全員と議員経験者ら114人が参列。議会の歴史をたどる映像も大画面で上映され、88年のリクルート事件で設置した100条委員会も紹介された。第2庁舎は取り壊され、広場などが24年度にオープン予定。
ヘイト投稿に賠償命令 194万円地裁川崎支部(10/12)
インターネット上の投稿で精神的苦痛を受けたとして、在日コリアン3世、崔江以子さん(50・川崎区)が、投稿した男性に損害賠償を求めた訴訟の判決が12日、横浜地裁川崎支部であった。「祖国へ帰れ」の書き込みはヘイトスピーチ解消法に定める不当な差別の言動であり人格権を侵害するもので110万円の支払いを命じた。「差別の当たり屋」「被害者ビジネス」と侮辱する記載についても名誉感情毀損に当たるとして84万円の賠償を命じた。
新本庁舎の一部業務開始 パレール三井ビルから移転(10/10)
市役所新本庁舎の一部の業務が10日から始まった。この日業務を始めたのは、健康福祉局生活保護・自立支援室(高層棟9階)と、同局医療保険課、国民年金・福祉医療課、収納管理課(同14階)でいずれもパレール三井ビル(川崎区)からの移転。地下駐車場と駐輪場も使えるようになり、敷地内の通行も可能。開庁式は11月6日で、25階の展望フロアや歴史展示スペースも同日から一般開放に