前理事長8億5千万円を私的流用 社福法人に文書指導(5/30)

市は30日、特別養護老人ホームや認可保育園などを運営する社会福祉法人「母子育成会」(川崎区)に不適切な会計処理があったとして、3月26日付で社会福祉法に基づき文書指導をしたと発表した。同法人には市から介護給付費や補助金など毎年約20億円が支払われている。法人側は同日、記者会見で深瀬亮一前理事長(67)=3月解任=が02年以降、約8億4690万円を私的に流用していたと発表、業務上横領容疑で川崎署に告訴状を提出した。

市バス来月から減便 運転手不足で初(5/28)

市交通局は28日、鷲ヶ峰営業所(宮前区)管内で運行する市バスの一部路線で6月10日から減便すると発表した。「2024年問題」の残業規制のほか想定以上の退職による運転手不足が原因で、運転手不足による減便は初めて。減便は、通勤通学の朝ラッシュ時は避け日中から夜間の運行本数が多く、運行間隔が短い路線から選び、平日95便(市バス全体の約2%)、土曜日25便、休日24便。同営業所の運転手数は4月1日現在、181人で適正数に10人不足という。

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