県パンフに違和感 「特別市構想」で市長反論(5/24)

市、横浜、相模原の3政令市が法制化を目指す「特別自治市構想」を巡り、県が表紙に「えっ!独立?」というキャッチフレーズを掲げたパンフレットを作成したことを受け、福田市長は24日の定例会見で、「住民目線からして(法制度化)は妥当ではないという言い方には違和感がある」と反論した。2022年に市議会で特別市の早期実現を求める決議可決、23年に市全町内会連合会から市長宛て要望書など市民から迅速な対応を求める声があり、県のパンフレットに疑問を呈した。

「等々力緑地」再編整備方針 ストリート広場など15施設(5/23)

市は23日の市議会まちづくり委員会で、都市公園「等々力緑地」(中原区)の再編整備事業について、球技専用スタジアムやとどろきアリーナに加え、スケートボードなどができるストリートスポーツ広場や障害や年齢にかかわらず遊べるインクルーシブパーク、レインガーデン、芝生広場など計15施設を整備する方針を明らかにした。再編整備・運営事業は市と約632億円で契約した「川崎とどろきパーク」が担い、2025年夏ごろ着工、30年以降の完了を目指す。

東芝未来科学館の一般公開 来月で終了(5/23)

東芝は23日、国産初の電気冷蔵庫や洗濯機などを展示してきた東芝未来科学館(幸区堀川町)の一般向け公開を6月29日に終了すると発表した。家電など消費者向け事業からの撤退などを受け、位置づけを見直し、今後は顧客やパートナー企業向けの対応に。科学館は1961年に開設、2014年に現在地に移転した。産業遺産の製品展示は継続、先端技術の紹介は2月に開設した「イノベーション・パレット」(幸区小向東芝町)などに集約する。

「子どもの権利」うんこ先生が解説 市が「うんこドリル」作成(5/21)

市は21日、子どもの権利をテーマとした「うんこドリル」を作成したと発表した。「うんこドリル」は子供たちに人気の教材シリーズ(文響社)。市とうんこドリルがコラボし、ドリルでおなじみのうんこ先生がわかりやすく、楽しく子どもの権利について解説する。子どもの「安心して生きる権利」や「ありのままの自分でいる権利」など、どんな時に権利行使できるかをイラストで説明。A5版カラー20ページで2万部発行。7月1日から市内3か所でお披露目イベントを開催。

教職員のハラスメントで意見表明 17年ぶり市人権オンブズパーソン(5/20)

市人権オンブズパーソンは、市教職員へのハラスメントに関するアンケートの結果等を踏まえ、職場環境の改善が必要と判断、20日に教育長に意見表明した。意見表明は17年ぶり、ハラスメントに関する周知啓発活動の充実や効果的研修の実施、相談体制の充実を求めるもの。アンケートに回答した1184人(回答率約14%)から「過去3年間にパワハラを受けた」217人(約18%)、セクハラ被害51人(約4%)の回答があり、被害後の行動(複数回答)は「何もしなかった(できなかった)」が4割前後で「何も変わらないと思った」が理由の最多。

川崎のルーツ歴史公園オープン「橘樹歴史公園」(高津区)(5/18)

飛鳥時代の倉庫などを復元した「橘樹歴史公園」(高津区)が18日オープンし、記念式典が行われた。式典には来賓約70人や周辺住民など200人以上が来場した。福田市長は「橘樹郡司」として再現された装束を身に着けて登場、現在の市域と橘樹郡の範囲が重なることに触れ、「川崎のルーツがここにあり、この歴史的な場所が未来の子供たちまでつながってくれれば」とあいさつした。

東芝本社機能を川崎に移転・集約 2025年上期(5/16)

東芝は16日、2025年度上期中に東京都港区浜松町の本社機能を事業部門や研究開発部門がある市に移転、集約すると発表した。集約先はJR川崎駅西口の川崎本社「スマートコミュニティセンター」(幸区堀川町)。駅西口には2000年まで「堀川町工場」があり、01年6月までは本店所在地。福田市長は「100年を超える東芝との連携をさらに進化させ、地球規模の課題解決に向けた様々なイノベーションが川崎から生み出されることを期待する」とコメントした。

「トゲナシトゲアリ」出演決定 「飛躍祭」野外音楽フェス(5/14)

市は14日、市制100周年記念事業「かわさき飛躍祭」で、6月29日開催する野外音楽イベント「かわさき100フェス」の最後の出演者に、女性5人組ガールズバンド「トゲナシトゲアリ」が決まったと発表した。4月に放送が始まったテレビアニメ「ガールズバンドクライ」の主要キャラクターの声優を務め、アニメの舞台にJR川崎駅やラゾーナかわさきプラザが登場するなど、市にゆかりがあることが出演の決め手になったという。

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