「こども誰でも通園制度」を試行実施 予約受付開始(6/17)

市は保護者の就労の有無にかかわらず保育所等を一定時間利用できる「こども誰でも通園制度(仮称)」を試行実施する。対象者は市内在住で保育所等に在籍していない6か月から満3歳未満のこども。1時間300円で月10時間まで利用できる。事前面談の予約受付は17日から、児童の受入れは7月16日予定。同制度は国が2026年度から全国実施するもので、市は試行事業を実施する自治体115のうちの一つに選ばれていた。

市立川崎病院「外国人患者受入れ医療機関」に認証 市内初(6/14)

市は14日、市立川崎病院(川崎区新川通)が市内の医療機関として初めて一般財団法人日本医療教育財団から「外国人患者受入れ医療機関」として認証されたと発表した。認証は6日付。川崎病院では増加傾向にある外国人患者に対して、院内の掲示物や患者提供文書の多言語化、通訳タブレットの導入など受け入れ態勢を整えてきた。認証により在日の外国人や医療目的で来日する旅行者に受け入れ態勢をアピールしやすくなるという。

カワサキ文化会館機能の仮設施設整備協定を締結 市とDeNA(6/12)

市は12日、若者文化の創造発信拠点「カワサキ文化会館」(川崎区)が来年閉館するのに伴い、新アリーナが京急川崎駅近くに2028年秋オープンするまでの間、活用する仮設施設の整備に向けIT大手「ディー・エヌ・エー」(DeNA)と協定を締結したと発表した。仮設施設の予定地は、幸区幸町の国道409号の道路用地(約1660㎡)で、屋外バスケットコート、ダンススペースなどを整備。来年9月頃の運営開始予定。

過去最多の削除要請 差別的投稿104件(6/11)

市は11日、差別のない人権尊重のまちづくり条例に基づき、インターネット上の投稿104件を市内在住の在日3世の崔江以子さんに対する差別的な言動と認定し、サイト運営者に削除要請したと発表した。一度の要請数としては過去最多で、崔さんに関する報道を引用しながら「生まれてこなければいいのに」「死刑」「帰れ」駆除すべき害虫」などといった内容。2020年4月の運用開始から削除要請は386件で、9件を除いて崔さんへの攻撃に集中している。

Top